つみたてNISAのインデックスファンドをスクリーニングしてみる 2020/10
つみたてNISAもかれこれ3年。対象商品も177本となってます。
はじめに
先日来、生き残り続けるファンドの話をしてましたが、具体的にどのファンド?となるわけです。その最有力候補の一つが「つみたてNISA対象商品」。なにしろ、少なくとも20年は継続しますって、金融庁に約束しちゃったようなものですからね。
ということで、今回は、つみたてNISAのインデックスファンドをささっとスクリーニングしてみます。
条件
- 容易に買えるインデックスファンド。
(代表としてSBI証券のファンド検索を利用) - 信託報酬率 0.2%以下
- 純資産総額100億円以上
インデックスファンドはコストが命。これまでのコスト競争で脱落していない水準として、信託報酬率は、0.2%以下(税込0.22%以下)としてみました。
国内株式クラス
ファンド名 |
信託報酬率 (税込) |
純資産 (百万円) |
---|---|---|
三井住友DS-三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド | 0.176% | 39,058 |
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド | 0.154% | 31,047 |
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 0.154% | 21,647 |
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド | 0.154% | 13,327 |
大和-iFree 日経225インデックス | 0.154% | 11,845 |
One-たわらノーロード 日経225 | 0.187% | 26,905 |
三菱UFJ国際-つみたて日本株式(日経平均) | 0.198% | 16,949 |
国際株式クラス
ファンド名 |
信託報酬率 (税込) |
純資産 (百万円) |
---|---|---|
SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド (愛称:SBI・バンガード・S&P500) |
0.0938% | 78,580 |
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 0.0968% | 174,718 |
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | 0.1023% | 201,838 |
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 0.1023% | 130,678 |
One-たわらノーロード 先進国株式 | 0.1099% | 69,436 |
SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド (愛称:雪だるま(全世界株式)) |
0.1102% | 10,191 |
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 0.1144% | 52,657 |
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 0.1144% | 28,349 |
楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド (愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) |
0.1620% | 145,405 |
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 0.1870% | 37,022 |
野村-野村つみたて外国株投信 | 0.2090% | 21,264 |
楽天-楽天・全世界株式インデックス・ファンド (愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)) |
0.2120% | 52,952 |
三菱UFJ国際-つみたて先進国株式 | 0.2200% | 18,729 |
バランス
ファンド名 |
信託報酬率 (税込) |
純資産 (百万円) |
---|---|---|
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 0.154% | 63749 |
ニッセイ-DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型) | 0.154% | 36746 |
ニッセイ-DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型) | 0.154% | 18666 |
ニッセイ-DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型) | 0.154% | 16629 |
One-たわらノーロード バランス(8資産均等型) | 0.154% | 11691 |
大和-ダイワ・ライフ・バランス30 | 0.198% | 16203 |
大和-ダイワ・ライフ・バランス50 | 0.220% | 13499 |
まとめ
だいぶ減りました。やはりeMAXIS Slim とニッセイの強さが目立ちますね。
信託報酬率は、税抜0.15%あたりをしきい値にしても良かったかなと思う、低水準ぶり。ああ、20年前、この水準だったら(T.T)。
重要なのが、純資産総額。
日本株の人気のなさがなんとなく伺えます。今や主力は、国際株式です。これも、20年前とは打って変わった状況と言えるのではないでしょうか。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドは2000億円超え。あと、ふと気付いたのが、オールカントリーの純資産総額が、楽天VTを抜きそうなことです。
以上、つみたてNISAのインデックスファンドをスクリーニングしてみるの巻でした。
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