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2020年10月28日 (水)

インデックスファンドの中身は、何もしなくても変わっているんだなあ、と実感してみる話

インデックス投資をやっていると、だいたい米国が世界の半分で、日本が1割弱で、新興国が1割くらいで・・・、世の中あんまり変わんないよね、なんて思ったりもしますが、世の中変わってます。

はじめに

10年はひと昔。今回は、セゾンバンガードの運用報告書を見て、組入銘柄が、どう変わったかを眺めてみるエントリーです。

昔の運用報告書をネットに開示している運用会社って、そんなにないんですよ。(セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド運用状況) 過去5年分しか開示してないという会社が一般的な中、さすが、セゾン投信。しかも13年前から全世界指向です。

比較するのは、こちら↓の運用報告書。

米国


#

2007 2019
銘柄名称 国・地域 銘柄名称 国・地域
1 EXXON MOBIL CORP アメリカ Microsoft Corp. アメリカ
2 GENERAL ELECTRIC CO アメリカ Apple Inc. アメリカ
3 AT&T INC アメリカ Alphabet Inc. アメリカ
4 MICROSOFT CORP アメリカ Amazon.com Inc. アメリカ
5 CITIGROUP INC アメリカ Berkshire Hathaway Inc. アメリカ
6 BANK OF AMERICA CORP アメリカ Johnson & Johnson アメリカ
7 THE PROCTER & GAMBLE CO アメリカ JPMorgan Chase & Co. アメリカ
8 CISCO SYSTEMS INC アメリカ Facebook Inc. アメリカ
9 CHEVRON CORP アメリカ Exxon Mobil Corp. アメリカ
10 JOHNSON & JOHNSON アメリカ Pfizer Inc. アメリカ

欧州


#

2007 2019
銘柄名称 国/地域 銘柄名称 国・地域
1 BP PLC イギリス Nestle SA スイス
2 HSBC HOLDINGS PLC イギリス Royal Dutch Shell plc オランダ
3 VODAFONE GROUP PLC イギリス Novartis AG スイス
4 NESTLE SA スイス Roche Holding AG スイス
5 TOTAL SA フランス HSBC Holdings plc イギリス
6 NOKIA OYJ フィンランド Unilever オランダ・イギリス
7 GLAXOSMITHKLINE PLC イギリス TOTAL SA フランス
8 NOVARTIS AG スイス BP plc イギリス
9 ROYAL DUTCH SHELL PLC-A Shs オランダ SAP SE ドイツ
10 ROCHE HOLDINGS AG-GENUSSCHIN スイス Sanofi フランス

日本


#

2007 2019
銘柄名称 国・地域 銘柄名称 国・地域
1 トヨタ自動車 日本 トヨタ自動車㈱ 日本
2 三菱UFJ 日本 ソニー㈱ 日本
3 武田薬品工業 日本 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ 日本
4 キヤノン 日本 ソフトバンクグループ㈱ 日本
5 みずほフィナンシャルグループ 日本 武田薬品工業㈱ 日本
6 ホンダ 日本 ㈱キーエンス 日本
7 任天堂 日本 ㈱三井住友フィナンシャルグループ 日本
8 三井住友フィナンシャルグループ 日本 本田技研工業㈱ 日本
9 ソニー 日本 KDDI㈱ 日本
10 三菱商事 日本 ㈱みずほフィナンシャルグループ 日本

新興国


#
2007 2019
銘柄名称 国/地域 銘柄名称 国・地域
1 GAZPROM OAO ADR ロシア Tencent Holdings Ltd. 中国
2 CHINA MOBILE LTD. 香港 Samsung Electronics Co. Ltd. 韓国
3 SAMSUNG ELECTRONICS Co.LTD. 韓国 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co. Ltd. 台湾
4 AMERICA MOVIL SAB DE CV メキシコ Alibaba Group Holding Ltd. 中国
5 COMPANHIA VALE DO RIO DOCE PFD. CLASS A ブラジル Naspers Ltd. 南アフリカ
6 POSCO 韓国 China Construction Bank Corp. 中国
7 PETROLEO BRASILEIRO SA PFD. ブラジル China Mobile Ltd. 中国
8 COMPANHIA VALE DO RIO DOCE ブラジル Industrial & Commercial Bank of China Ltd. 中国
9 PETROLEO BRASILEIRO SA ブラジル Ping An Insurance Group Co. of China Ltd. 中国
10 LUKOIL OAO- ADR ロシア Reliance Industries Ltd. インド

雑談

第1期の時にはセゾンバンガードって、パシフィックのファンドがなかったので省略です。それにしてもどのリージョンも、それなりに、あるいはドラスティックに変わってますね。

変化が大きいのは、やはり米国と新興国。

ほんの10年前は米国も、重厚な感じの社名が並んでいましたが、今や、GAFAの時代。

新興国は、ロシア・ブラジルは上位10位から消え、中国の時代。

欧州もそれなりに変化してます。ドイツって10年前ベスト10に入ってなかったんですね。今はSAPが入ってます。  日本は、トヨタ。ずっとトヨタ。新産業がよく見えません。

経済発展の主要因がイノベーションだとするなら、おそらく10年後、ステークホルダーの変わらなかった地域は衰退していくのかも。その懸念を持つのは、どの地域も同じ。米国と言えど一緒と思われます。

というわけで、何が言いたいかというと、インデックスファンドの中身は、何もしなくても変わっているんだなあ、というエントリーでした。この栄枯盛衰に付いて行こうとしたら相当体力が要りますし、ましてや予想なんて私ごときにはできません。

インデックス仙人投資家は、果報は寝て待てなのであります。

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