株取引は高齢者でもネット利用が増えているが、投資信託はそうでもない件
20代~30代の若年層、「投資」に関心を持ったきっかけは?
元ネタは、こちらです。
概要と言いつつ、かなり分量があります。40ページ。
さて、QUICK資産運用研究所さんが、冒頭ご紹介の記事で着目したのが、20代~30代の若年層の投資のきっかけ。
- 1位:投資に関する税制優遇制度(NISA・つみたてNISA・確定拠出年金制度)があることを知った。
- 2位:少額(例えば1,000円)からでも投資を始められることを知った。
- 3位:今の収入を増やしたいと思った。
- 4位:分散投資などリスクを抑えて投資をする方法があることを知った。
いいですねー。優遇制度の話もですが、投資信託や分散投資という考え方の周知を背景に「時間のたくさんある若者はやらないという判断はない。できるところからやってみよう」。そんな時代になったことが伺えます。うれしいなー。
ちなみに、「証券会社や金融機関から勧誘を受けた」は、20代では最下位でした。この理由は、ご想像の通り高齢になるほど増えます(^^;)。
なお、20年前に投資を始めた、当時の私の答えは、あてはまるものはない→「ネット証券ができて面白そうだったから」・・・でした。
株取引は高齢者でもネット利用が増えているが、投資信託はそうでもない件
日本証券業協会さんの調査結果は多岐に渡っているのですが、ちょっと目を引いたのが、株式取引に関して言えば、70代以上の7割が、ネット取引(パソコン+タブレット+スマホ)を活用していること。(p11) スマホ取引が少ないのはしょうがないです。字がちっちゃいですから。
ところが、投資信託となると、状況が変わってきます。(p15)
若い人がネット取引が多いのは「変わらず」ですが、70代以上は、7割が証券会社や銀行の店頭での取引。50代でも銀行の店頭が約20%、とそれなりにいらっしゃいます。
声を大にして言いたい。
投資信託もネット証券で買った方が、おおむね安いし、変な勧誘リスクもないしいいですよ。
まあ、高齢者は若年層のなれの果てですから、いずれ、この世界、ネットだらけにはなるとは思います。
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冒頭、引用したQUICK資産運用研究所さんの記事タイトル、"きかっけ"になってましたけど、勝手に直しときました。
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