早期リタイアしてお金が減っていく生活っていやじゃないですか?
早期リタイアして、よく聞かれるのは、「お金が減っていく生活っていやじゃないですか?」というもの。何度か書いてますが、ちょっとまとめてみます。
早期リタイアしてからの5年間、その不安を感じたことはありません。身もフタもないですけど、思ったほど減らなかったからです。
その1 支出が減った。
支出が思った以上に減りました。
- 住宅ローンと子育てが終わった。
- 外出(ほとんど出勤)に伴う支出が激減した。
その2 収入もある。
収入ゼロで早期リタイアの基本設計をしたのですが、実際はそうではありませんでした。
- 妻が働き出した(生活に困ってと言うより、友人知人のお誘いで働きたくなったらしい)。
- 企業年金もある
その3 運用資産は増えている。
私は、早期リタイアの資金(年金受給開始までの生活費)と運用資産は別に管理しています。分別の方法もきわめてカンタン。早期リタイアの資金は銀行、運用資産は証券会社、です。
早期リタイアの資金には多少余裕があり、適宜(主としてノーセルリバランスが必要な時)、運用資産に投入するというスタイルです。結果、相場の恩恵もあり、早期リタイアした2015年からこの方、運用資産は増えています。細々と取り崩しているのは、早期リタイアの資金分です。
このやり方は、私の場合、これまでのところ正解でした。
てなわけで、全金融資産トータルで見ると、そんなには減ってないのでした。
まとめ お金が減って行くことに不安を感じない人になりたい
早期リタイアにしても普通のリタイアにしても、思ったほどお金は減らないものなのかもしれません。(もちろん、人によりますよ)
時々、びっくりするほど大きなお金を持っている高齢者が投資詐欺に引っかかるケースを見ているときにも、そう思ったりします。
高齢になったら、お金を増やすことに執着し過ぎるのではなく、お金を賢く使う、つまりお金が減って行くことに不安を感じないことが大事になってくるんだよなあ、と自分を戒める今日この頃です。
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