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2020年9月10日 (木)

過去最高値圏の金価格 ポートフォリオに金を組み込むべきか?

日経 田村正之さん。「お金を殖やすツボとドツボ」シリーズをひたすらご紹介するエントリー。先週はハナちゃん夏休みたいで、2週間ぶりの登場です。第23回のテーマは、「金(ゴールド)」。資産としての特性の話です。2点あります。

金の特性その1 長期的に見たリターンは、株式>>金

20200910

成長力は、株式の圧勝。

シーゲルさんの名著には、200年分の実質トータルリターン(名目リターンからインフレ分を差っ引いた値)のグラフが出てきますが、こちらでも、金は、ほとんど成長せず、株式の成長力が圧倒的に(100万倍レベルで)大きかったことを示しています。

金の特性その2 実質金利が低いときに金価格が高くなる

実質金利(名目金利からインフレ分を差っ引いた値)が低くなると、金価格が上がる傾向があるそうです。

以上、田村さんの「金」集中講座でした。勉強になりますね。

雑談 ポートフォリオに金を組み込むべきか?

ちまたにあふれるロボアドバイザーを試してみると、時折、「金」をポートフォリオに組み込むことを提案してきます。

これは、モダンポートフォリオ理論のモデルで計算したときの特性みたいなもんです。期待リターン、標準偏差、相関係数をパラメータにして計算する同モデルでは、期待リターンがプラスで相関が1でない限り、「いろいろ組み込んだ方が分散効果出ますよ」という計算結果になっちゃうんですよね。

私自身は、シーゲル本の影響で「インフレ分を差っ引いた「金」の実質期待リターンは長期的にいればほとんどゼロなんじゃないか」と思っているので、「金」を組み込んではいません。実質期待リターンがほとんどゼロでリスクだけある資産は、長い目で見れば気疲れするだけ損、という考え方です。

というわけで、長期投資であれば、株式100%のポートフォリオにするのが私的な「吉」ですが、リスク許容度の観点からはそうも行きません。ただ、そのリスク調整役は、金である必要はなく、現預金や個人向け国債で十分、と考えるようになりました。

そんな私も、ちょっと前にほんの少しだけ「金」保有していたことがあります。「金のETFを買ってみたかったから」という、実に興味本位な理由でした。やがて、多少の利益とともにその欲望は充足され、今は保有していません。

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コメント

金の代わりに金鉱株のetfという作戦はどう思いますか?

投稿: 茶々 | 2020年9月14日 (月) 23時21分

>茶々様
コメントありがとうございます。
本エントリーで紹介した田村さんの記事に「金鉱株投信」に対する見解が出ています。ご覧下さい。
ちなみに私は、金鉱株、石油株等々は、みんなインデックスに入っている派、です。

投稿: NightWalker | 2020年9月15日 (火) 00時03分

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