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2020年9月 7日 (月)

50歳からお金について考え始める場合には?

50になって、子育てが一段落。ようやく自分自身の老後のお金のことを考えられるようになった、という方も多いと思います。会社によっては、退職説明会的なものが開かれる年代でもあります。老後のお金について考えるポイントを2つほど整理してみます。

その1 持っている資源を棚卸しする

2つあります。ひとつは、全財産の棚卸し。金融資産、不動産、遺産・・・。

もうひとつは、年金の棚卸しです。

  • 公的年金
  • 退職金(企業年金)
  • その他個人年金(確定拠出年金など)

今は、ねんきんネットもありますし、会社もけっこう情報開示してくれます。

その2 投資になれておく

基本的には「50歳は長期投資を始めるには遅い」ということを認識すべし、というのが私の意見です。こういうと、「人生100年、まだまだ長期投資の時間はある」という声も聞こえてきますが、長期投資には10年くらいの助走期間が必要で、50歳はわりとぎりぎりなんですよね。

私が長期投資を続けてきて、重要だと思うポイントは、2つ。

(1)株式長期投資の意義を知る。
(2)暴落を乗り越える力を身に付ける。

(1)は、「インフレに打ち勝つ株式の自己成長力」「長期株式投資の平均回帰力」「世界分散」。この辺の話です。本などを読めば短期間に勉強することができます。

問題は(2)です。こちらは経験するしかありません。自信が持てるようになるには、やっぱり、10年は欲しい、というのが実感です。

ちなみに私の経験でわかったことは、次の3つ。

  • 積立継続力
  • 無リスク資産の重要性を知る(=リスク許容度)
  • 収入の重要性。(長期投資修行中は、収入がないと暴落による目減りに耐えられない)

<ご参考エントリー>

1番目と3番目は、言うまでもなく働いていることと密接な関係があります。とするなら、50歳なら、60歳まで働けば間に合い、55歳でも65歳まで働けば間に合います。60歳でも70歳まで働けば大丈夫・・・・

ただ、自分が何歳まで健康に働けるかはわかりませんし、それこそ、私のようにリストラされると間に合いません。

やっぱり始められるなら、アラサー、アラフォー当たりから始めた方が良いのであります。

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