米国株 「最強」は永遠に続く?
日経 田村正之さん。「お金を殖やすツボとドツボ」シリーズをひたすらご紹介するエントリー。第22回のテーマは、ズバリ米国株。
記事には、さすが田村さん。わかりやすい図が付いています。いろいろな資産クラスの10年リターンの推移です。
図は、1倍のところに赤い補助線を引いておきました。この線より下は、10年リターンがマイナスだったと言うことになります。
記事では、
”ざっくりいうと、世界景気の流れの中で米国株に代表される先進国株と新興国株とは光があたる時期が入れ替わる。”
と説明しています。まさにそんな感じです。
ただし、日本株は負けっ放しです。記事では、カントリーバイアスの危険性を指摘しています。
米国株が世界征服完了する日は近い?
実は、今回のテーマ、個人的にタイムリーでした。明日このテーマで書こうと思ってたんですよね(^^;)。そのために作った図がこちら↓ 米国株の占める割合の推移です。サイトMyIndexさんの世界45か国の時価総額のグラフから、2009年9月〜2020年7月までのデータを拾ってます。
ご覧のように右肩上がり。ざっくり10年で15%上昇。で、ホントにこのまま続くの?と。
もしもこのまま、米国株だけが加速度的に上昇し続けるなら、2030年に70%。2040年に85%、2050年に100%、世界征服完了です。そうは問屋が卸さないとは思うんですけど。
まてよ、もし仮に世界各国の市場と米国株式市場の合併が進めばそういうことになる? つまり、最近の2大人気指数、MSCI ACWIとS&P500が合体しちゃうってことになり・・・ってことは、どっちをえらんでもゴールは一緒だったりして(笑)。・・・妄想です。
余談
それにしてもマクロに見たときの日本株はダメとしか言いようがない。もちろん未来をこれで占うことはできませんけれど。
上記、記事のグラフを見てると、黒田バズーカがなかったら、日本は、まじでどうしようもない状態になっていたんじゃないかというようにも見えます。アベノミクスの問題は、やはり、金融緩和後。企業の利益拡大(生産性向上)のためにすべきこと、やっちゃいけないことがあったのではないか?
そんな株式投資家的な煩悩に取り付かれてみたりもする今日この頃です。
コメント
余談に同意です。
アベノミクスで「やっちゃいけない事」を「やってしまった」副作用が
この先の日本経済を、苦しめるのではないか? とても心配です。
投稿: オークX32 | 2020年8月27日 (木) 08時14分
>オークX32様
コメントありがとうございます。
後になってマクロに見れば、株価は語るなんですけど、それでは遅いんですよね。
投稿: NightWalker | 2020年8月28日 (金) 00時04分
日本が情けないです
投稿: 茶々 | 2020年8月29日 (土) 18時51分
>茶々様
コメントありがとうございます。
まったくです。
投稿: NightWalker | 2020年8月29日 (土) 21時38分