自己投資は目的を正しく設定することが大切
東洋経済ONLINEさん。
自己投資の効能
自己投資(たとえば各種資格)は必ずしも投資額(たとえば学費)に見合ったリターンがあるわけではない、という話でした。たしかにそうだなあ。
自分自身、過去にお金を費やしてきて、リターンがあったのかなと思うひとつに、会社が推奨していた、とある資格があります。今となっては、なんの役にも立ちませんが、それが資産形成の原資になっているとするなら、意味があったのかな。
自己投資を私流に軽く分類してみると、
- 投資するだけムダだった。
- 一時的に効能があった。
- 一生ものの効能があった。
大事なのは最後のやつです。私自身を棚卸しして見ると、早期リタイアした今も残っているスキルは、
- ブログ(文章)スキル
- パソコンスキル
- 楽器演奏スキル
それぞれに拙いながらも、こんなところでしょうか。大きなお金になっているわけではありませんが、人生を豊かにするという意味では大いに貢献しています。あっ インデックス投資スキルっていうのもあった。きわめて再現性の高い、誰でもできることですけど。
自己投資は目的を正しく設定することが大切
これらのスキル習得には一つの特徴があります。それは、いずれも、
収入を増やすために自己投資したわけではなかった
こと。好きだからやってたんですよね、けっこう純粋に。実はインデックス投資も、そういうところがありました。儲けようというより、つまらないとされるインデックス投資自体が私には面白かったんですよねー。結果お金は増えていたわけですけど。
半ば道楽と思って使っていたお金や時間が、実は投資になっていたのです。リターンは必ずしもお金ではなく、生きる価値のようなものが大きい。「好きこそものの上手なれ」です。
そんな私が、人生終盤を迎えて、若いうちに身に付ければ良かったかなと思うのは、英会話のスキル。これ、会社推奨資格の一つだったため、試験の点数を上げることがスキル習得の目的と勘違いしてしまったことが敗因でした。さして成績は上がらず、いやになって挫折。
「英語をしゃべる外国人の友達を作るため」
にすればよかった。そんな友達を作ることができる環境こそが、私に必要なことだったんだなあ。
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