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2020年7月26日 (日)

コロナショックで儲けそこねたと思っていらっしゃる方へ

さて、コロナショックもつかの間、6月には全世界株式の年次リターンがプラ転し、「ああ買い損ねた」「儲けそこねた〜」と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

コロナショックで儲けそこねたと思ったら思い出したい長期投資家の心得の条

思い出していただきたいのは、リスク資産が大きく変動(1〜2標準偏差以上)したときの長期投資家の心得の条

  • スポット買いではなく、リバランス。
  • リバランスの目的は、リスクの制御。

この2点です。つまり、リスクの制御ができていればマル、なのです。

たとえば、利益確定のつもりで売却すると、更に上がった時、ショックを受けるかもしれません。買い仕込みという気持ちが強すぎると、株価が復活しても調子に乗って買いすぎてしまったり、逆に更に下がったしたら、焦らなければ良かった、という気持ちになってしまうかもしれません。

資産額の増減ではなく、リスク資産比率のみに着眼していた方が、理にかなっている上に、精神衛生上よろしいのではないかと考えます。

「リバランスの発動条件」「リバランス時の対応ルール」いずれも正解はありません。マイルール、すなわち「航路」を守ることが肝要です。

長期投資の主たる利益の源泉は、リバランスではない

長期投資の主たる利益の源泉は、株式が持つ「長期的な期待リターンへの平均回帰」にあることを忘れてはなりません。もちろん、リバランスにより、リスク資産の売却→利益確定、リバランスによるリスク資産の購入→買い仕込みと結果的になって、多少なりともプラスに作用しますが、これは、あくまでボーナス、おまけなのです。

今回思ったのは、そのリスク制御は、やはりひとそれぞれだなあ、ということ。一般論としては、

  • リスクの取れる40代くらいまでは、リスクの低下に注意を払う。
  • リスクを取りにくい50代以上は、リスク過剰に注意を払う。

ということで、私は、後者の立場ではありますが、早期リタイアして収入がない分、もともと少しリスクを低めに設定していることもあって、大きなフェーズとしてはリスクの低下に注意しないと行けない局面にはなっています。リスクの制御ポイントは人それぞれなのであります。

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コメント

毎回さまざまな投稿、ありがとうございます。
さて、本日の投稿内容でひとつ質問させていただきます。

>”もともと少しリスクを低めに設定していることもあって”という部分

NightWalkerさまのPFを拝見していますとリスク資産50%無リスク資産50%が適正配分のような気がしますが、それでもリスク低めなのですか?
ランダムウォーカーに年齢かけるリスク資産という法則がありますが、その法則にしたがうと今のPFはリスク高めのような気がするのですが...
私と年齢の近いNightWalkerの最適PFリスク資産割合をお聞かせください。
参考にしたいと思います。

投稿: aoba | 2020年7月26日 (日) 09時03分

>aoba様
言葉足らずですみません。
>リスク低めなのですか?
これは生活防衛資金(早期リタイア〜年金受給までのつなぎ資金含む)を合わせた全財産で見たときのリスク資産比率(非公開)のことです。なので、運用資産分だけで見たときより、リスク資産比率は小さくなっています。

>最適PFリスク資産割合
残念ながら、それは存在しない。人それぞれ。というのが私の考えです。

投稿: NightWalker | 2020年7月26日 (日) 09時17分

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