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2020年6月10日 (水)

やりたくないことをやめた後に考えること 2020

先日、月に一度の通院に行ったとき、お医者さん曰く。「テレワークで血圧が下がったという人がけっこういたりする」とのこと。

はじめに

やはりストレス社会。自粛モードに入ってこれからの人生いろいろ考えたという人も多いのかもしれません。究極の自粛形態のひとつが、私のような早期リタイアという選択です。

先日、やりたくないことをやめるという生き方というエントリーを書きましたが、これには続きがあります。

私は、勝手に(実際は早期退職勧奨ですけど)自粛モードに入って早5年。やめる資金はあるというのを前提としても、やめたあとどうするか。いろいろ考えたりすることもあります。例によって、つらつら書いてみます。

その1 やりたいことを考える

まずは、「じゃ、やりたいことって何なのよ?」という話です。

もちろん、欲望という意味では、いろいろなものがあります。旅行したい。本を読みたい。映画を見たい。でも、これらの単純な欲望は、仕事による抑圧の反動みたいなところもあって、そのプレッシャーが消滅するとそれほどやりたいとも思わなくなったりしています。不自由ゆえに感ずる自由への憧憬。あと、この種の欲望は、往々にして持続力が無く刹那的だったりします。

つくづく思うのは、最後に残るのは「何もしないをする」だなと。これはある意味最強です。これを楽しいと思う、あるいは楽しめる環境にある人じゃないと、早期リタイアは向いていないかもしれません。私は、けっこう好きです、「何もしない」。

その2 よろこばれることを考える

また、それだけじゃ面白くない。ライフワークという観点ももちろん重要です。

実際、私が今継続してできていることは、そう言う側面があります。自分が得意なこと、つまり快いストレスを感じてできることで、なおかつ誰かが喜ぶこと。これがモチベーション維持に重要な役割をしています。

その3 やりたいけどやらないことを考える

もうひとつ、最近考えているのは、人間には体力の限界と老化の問題があるということ。

今できていることが、いずれできなくなる、かもしれない。やりたいけどやれない。その時、何を捨てるのか、です。

これについての解のひとつが、衰えに合わせてやりたいことを変化させる。つまり、これからも、やりたいことを探し続ける必要があるのかもしれない。いわば、一生モラトリアム。これは、けっこう楽しそうな作業であり、想像です。一生、新しい何かを見つけたい。わくわくするなあ。

そんなことを考える今日この頃の仙人生活でした。

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