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2020年7月 1日 (水)

あと10年、早く辞めてみませんか?

日経さんです。

はじめに

最近よく耳にする「ワークロンガー」です。あと二年長くはたらけば、もう少し老後の資金繰りがラクになりますよと。もちろん、老後が不安で不安でしょうがない人、十分に準備しないまま定年が近くなってしまった人にとっては有益なアドバイスです。私もよく言ってます。

でも、これってあたりまえというか、早期リタイア実践者としては、単純には賛同するわけには参りません(笑)。あえて言うなら、65歳(再雇用含めて)定年を基点として、

 あと10年、早く辞めてみませんか?

なのであります。そんな無責任なというご意見もあるでしょうが、人生はどのみち自己責任です。長く働くことで何かを失うリスクだってあります。

人生のいつの時点で現役期を終え、資産形成期から資産活用期に移行したらいいのか

ご紹介した記事の冒頭には、こんな問い掛けが出てきます。これに対する私の答えは、

 辞めたくなったときに辞める

です。人生の後半においては、

 時間>お金

だからです。

<ご参考エントリー>

もちろん、お金の算段は必要です。記事には、退職準備スコアなる式が出ていて、その算段の基本的な考え方を示しています。

20200701

同記事では、スコア改善のため、「資産形成額を増やす」「資産構成の見直し」「退職年齢の引き上げ」の3つを挙げています。

でも、もう2つあります。ひとつは「年金」(資産額に含まれるのかもしれません)。もうひとつは、上記の式で言うところの「現状の生活様式」。平たく言えば支出です。子育てなんかも含めて、人生の大仕事が終了すると、支出って減るんですよ。その分、エンゲル係数が高くなると言うか。この辺の考え方は、拙著第6章にもいろいろ書いてます。

重要な役割を果たすのが、金融リテラシーです。長期投資の経験を通じて、じぶんの出口戦略くらい検討できる程度には金融リテラシーを身に付けておきたいですね。

定年とは、所詮、サラリーマンが持つある種の幻想に過ぎません。最後は、時間>お金。その分岐点こそが、本当のターニングポイントなのです。

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コメント

金融リテラシー、大切ですね。
そもそも、お金がなければ、時間>お金は成り立ちません。
お金が0だったら、永遠に時間<お金のままです。

一人でも、多くの人が金融リテラシーに目覚めて投資を始めてほしいものです。

投稿: 見知らぬ男 | 2020年7月 1日 (水) 06時34分

>見知らぬ男様
コメントありがとうございます。
>目覚めて
そうなんですよね。自分で気付くしかありません。時間>お金。この方程式の持つ意味は、国は教えてくれませんからね。

投稿: NightWalker | 2020年7月 1日 (水) 10時25分

「時間>お金」
自慢ではないですが、私はこの事実に中学生の頃から気付いていました。

今でも覚えていますが、中学生の時に担任の先生に一番欲しいものは何かと聞かれ
「お金」と答えた私に、その50過ぎの担任の先生は
「若いときはお金が大事だと思うかもしれない、私もそう思っていたが、
大人になったらそうでないことが分かる」と仰いました。
それはもしかしたら愛や友情の話だったのかもしれませんが、おそらくその先生は
「時間>お金」と言いたかったのではないかと私は思っています。

ですが私が「お金」と答えたのは、「お金があれば働かず自分のために時間を使える」という
事実に気付いていたからで、まさに時間が大切だからこその「お金」だったのです。

大学を卒業し就職した後、私は質素倹約と投資に努め、今30代半ばですが、早期リタイアまで
あと一歩という段階で、仕事ばかりの日常に改めて「時間>お金」を実感しています。

とりとめもない文章ですが、この記事を見て書きたくなってしまいました。
長文失礼致しました。

投稿: 通りすがり | 2020年7月 5日 (日) 20時04分

>通りすがり 様
コメントありがとうございます。
>50過ぎの担任の先生
とするなら、人生の残り時間の話だったのではないでしょうか。「労働は果てしないと思ってたけど定年まであと数年か」とか「元気で活動できるのも10数年か」とか。

お金はあっても時間が無い。

時間はお金で買えると私も思ってましたし、まさにそうだったのですが、人生の残り時間の長さばかりは誰にも測ることができず、誰にも買うことはできないんです。

今を懸命に生きるしかありません。未来のお金を作るために、今お金を使わないという選択は、それとのトレードオフです。

投稿: NightWalker | 2020年7月 6日 (月) 00時01分

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