『週刊ダイヤモンド』5月23日号「コロナ恐慌 収入激減&定年危機 徹底見直し術」で早期リタイアプランを再確認してみる。
『週刊ダイヤモンド』5月23日号の特集です。「コロナ恐慌 収入激減&定年危機 徹底見直し術」。同誌をひさびさに購入してみました。
はじめに
リストラあたりまえ、70歳まで働くのもあたりまえ。なのにコロナだ何だで世の中想定外だらけ。そんな不確実な現代リタイアの心得が整理された好企画です。
目次はざっとこんな具合。
- 【特集】コロナ恐慌 収入激減&定年危機 徹底見直し術
- 「Part 1」再雇用、独立、シニア転職 「働き方」最新ノウハウ
- (Interview)ベストセラー『定年後』著者 楠木新氏インタビュー 絶対後悔しない! 「定年準備」指南
- 「Part 2」コロナ相場に負けない 新・賢者の資産運用術
- 「Part 3」コロナ不況も怖くない! 安定老後を勝ち取る家計術
なお、資産運用パートで紹介された投信は、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)、野村外国株投信、ニッセイ外国株インデックスファンド、eMAXIS Slim先進国株式インデックス、などなど、すべて、インデックスファンドでした。iDeCoとつみたてNISAが対象なのであたりまえと言えばあたりまえではありますが、王道路線の投資方法が紹介されています。
シニア層の資産運用べからず集、3箇条というのがあって、これまた実に的を射てます。記事中の取材コメントには大江英樹さんのお名前もあり、信頼感の持てる編集内容なのでした。週刊ダイヤモンド、グッジョブです。
この記事、早期リタイアした私も参考になるんですよー。この記事のケーススタディでは、リスキーな例に相当する生き方ですからね。実に腹落ちする良特集でした。
私の考えているリタイアプランの勘所について、再確認してみます。(週刊ダイヤモンドさんの記事と直接は関係しません。あくまで私の考え方です。念のため)
リタイアプラン 4つのキーパーツ
(1)定年(退職)後の労働収入
(2)(終身型の)公的年金
(3)金融資産(自分年金含む)
(4)支出
早期リタイアの場合は(1)がゼロでもなんとかなるプランを立てるべきです。再就職やサイドビジネスはいろんな意味でカンタンではありません。働きたくないから会社を辞めたのに働くとはこれ如何に、というのもあります。(2)が少なくなってしまうことにも要注意。
もちろん、これらを吹っ飛ばすパワーを持った(3)金融資産があれば解決します。支出については言わずもがな。
リタイアプランを考える3ステップ
ステップ1 長生きリスクを極小化する。
70歳以降は夫婦合わせた公的年金だけで収支をプラスにする。。繰り下げはそれを実現する方法論。
ステップ2 年金受給までの生活費を確保する。
いわゆる「自分年金」。私の場合は、「企業年金」+「キャッシュ」です。
ステップ3 余裕資金を確保する。
公的年金で収支をプラスにする計画だったとしても、想定外の出来事もあり、リスクをゼロにはできません。この補完という意味合いと、文字通り、余裕です。
以上、私のリタイアプランの再確認でした。
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