勝てる長期投資家の強いメンタル 4つの心得
日経さんです。相互リンク先のたぱぞうさんのコメントも出ています。
はじめに
本記事は、凄腕投資家のメンタル力の源泉として、
- 見ない:持ち株の値動きをなるべく見ない
- 守る:ルーティン(習慣)としている作業を守る。
- 調べる:持ち株をさらに調べる。
また、
- 頼らない:株式投資のストレスに向き合い、自力で事態を打開していく。
を上げています。おおむね個別株投資家を想定した内容になっていますが、この「見ない」「守る」「調べる」「頼らない」の4項目は、私のような凄腕ではない長期投資家も同じですね。
その1 見ない
インデックス投資なのでそもそも銘柄は見ません。また、ポートフォリオの絶対額は見ない。比率を見る、というのも鉄則です。
その2 守る
ポートフォリオの比率を守る。積み立てていれば淡々と積み立てる。リバランスする。そもそも守るルールを作る。コロナでStay Homeは、いずれ終わるでしょうが、Stay the course (航路を守る)は続くのであります。
その3 調べる
自分の持っているファンドくらいは運用報告書を見ます。ついでにブログの記事にもしてます。純資産総額、実質コスト、ベンチマークの乖離の3点がポイント。
この機会に自分自身の投資力を調べるというのも必要かも。リスク耐性(許容度)、必要な生活防衛資金などなどを再点検。仕事の状況(もう私はないけど)、年齢とともに変化していきますからね。
その4 頼らない
インデックス投資といえど自己責任。選ぶファンドしかり。リスク許容度しかりです。人のせいにしないというのがオトナだとすると、投資はまさにオトナのゲームです。
インデックス投資の場合は、リスクを取り過ぎてさえいなければ、この4つの心得の実践が割と簡単なのが特徴ではないでしょうか。暴落をやり過ごすことが長期投資の成功要因の8割以上を占めます(by拙著)。凄腕投資家のみなさんに負けないよう、今回の荒波を乗り越えたいと願う今日この頃でした。
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