ちょっと早めの定年生活 ささやかな効用
最近、何気なく聞かれて、自分でおやっと思ったのが、「アーリーリタイアして5年経ちましたがどうですか?」という質問です。
びっくりするほど普通
一瞬オツムが真っ白になったんですよね。特にないんですよ。そういえば、びっくりするほど普通。アーリーリタイアこうあらねばならん!みたいな気負いは全くないですし。
かつては
- 働いている状態 = 普通
だったのが、
- 働いていない今の状態 = 普通
となっただけなんですね。普通とは自分が基準。継続的にその状態を維持できるとするなら、それは普通なんです。
ちょっと早めの定年生活 ささやかな効用
また、アーリーリタイアして5年経ち、もうすぐ普通に定年になる年齢になっていること。そう言うのもあるかもしれません。
そんな私が、ちょっと確信しているのは、「定年になるとやることなくてヒマ」というのはある意味ウソだなと。少なくともそう感じる人と私の間には何かに違いがあります。
最近思っている理由は、二つあります。ひとつは、好奇心が割と強い私自身の特性。もうひとつは、ライフシフトする年齢です。後者の要素が大きいかもしれません。
会社員を卒業するということは、いわばライフシフトです。実は、新しいことを始めたり、新しい状態になれる元気が必要なんじゃないかと思うんですよね。それもがんばらなくてはならないというような義務感から来るものではなく、自然に何かやってしまうみたいな。この力、普通は、若ければ若いほど強いと思われます。これがなくなって、力尽きた段階でサラリーマン終了、というのもなんだかなー、と。
自然体でライフシフトできる年齢にちょっと早めの定年生活を迎えることができたのは、アーリーリタイアのささやかな効用だったのかなと、思う今日この頃です。
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