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2020年6月 1日 (月)

投信ゼロコスト化で「数百万円」の恩恵 活用は道半ば

日経 田村正之さん。「お金を殖やすツボとドツボ」シリーズをひたすらご紹介するエントリー。早いもので、もう、10回目です。


コストは事前にわかり、投資家が選別できる。

ついに来ました。今回のテーマは、インデックス投資家最大の関心事、「コスト」です。

  • 投信のコストには売買時の手数料と持ってるだけでかかる信託報酬がある。
  • 特に信託報酬率は、長期では大きなリターン差の要因になるので注意しよう。
  • 信託報酬率が高くてもそれに見合ったリターンを上げれば良いが、そんなアクティブファンドを事前に見つけるのは難しい。

という原則があるにもかかわらず、実際、売れているのはコスト高めの投信だったりして、ちょっぴり残念。リターンの予測は不確実なのにコストは確実。「自分でコントロールできるものは大事」というお話でした。

企業型DCの商品問題について

今回、田村さんがドツボとして指摘されたのが、企業型DCで採用されているファンドの中には、インデックスファンドであってもコストが高いものがあるというきわめて腹立たしい話。田村さんは「会社のDC部門が見直しに消極的なら、組合などを通じて商品の入れ替えを求めたい。」と助言されています・・・泣ける(T.T)。

ここはやっぱり、管掌である厚労省にきっちりご指導してもらいたいところです。昨今のインデックスファンドの超低コスト化は、金融庁のつみたてNISA大号令が背景にあります。ブロガーすなわち消費者サイドの声も積極的に聴いて下さいましたし、顧客本位が制度に反映されています。

私が思うに、例の35商品制限を外し「つみたてNISA対象のインデックスファンドを企業型DCに必ず組み込むこと」という号令をかけるか、いっそのこと企業型DCは廃止して、イデコに一本化する、っていうのがいいんじゃないかと。

先日の法改正で制度改善は続いていますが、もう一段の踏み込みが期待されますね!

先日の法改正に関する、同じく田村さんの解説記事もご紹介します。権丈先生もTwitterで「他紙読み比べての感想だけど、日経の解説記事が一番年金を理解してる」とのことです。

余談

ちなみに、今回の記事で、一番、心にひびいた一文がこちら。

"僕も最近、太り気味だし。ダイエットしてるんだけど、テレワークで運動不足のせいか、なんか水だけでも成長しちゃうような。"

”お水”じゃなくて”お酒”かも(笑)。

でも、そうなんですよねー。早期リタイアの私も最近、運動不足。ウォーキング(散歩)+おかず普通、ご飯3分目、お酒控えめを心がける今日この頃でした。

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