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2020年5月 4日 (月)

共働きの「遺族年金」 実は妻の死こそ大リスク

日経 田村正之さん。「お金を殖やすツボとドツボ」シリーズのご紹介です。

はじめに

今回の記事のテーマは、現役世代だとあまり考えたことがないと思われる「遺族年金」。

夫が死亡の場合、遺族年金はけっこう大きな金額がもらえます。

(1)コドモが18歳になるまでもらえる遺族基礎年金
(2)再婚しなければ一生もらえる遺族厚生年金
   (65歳以降は自分の厚生年金になる場合もあり)
(3)(1)終了後、65歳までもらえる中高齢寡婦加算

しかも、団体信用保険に入っていれば住宅ローンもいきなり残高ゼロ。(私は、ローンを組むときチャラ保険という呼び名で教えてもらいました)なので、わざわざ大きな金額の生命保険に入る必要はないというわけ。

ただし、「夫が働いて家族を養うものだという発想の古い時代の仕組み」であるがゆえに、妻が無くなった場合の夫に対する保証は、がくんと下がります。

(1)コドモが18歳になるまでもらえる遺族基礎年金
(2)コドモが18歳になるまでしかもらえない遺族厚生年金

つまり、コドモがいなければ、ゼロ。住宅ローンの団体信用保険を夫名義に片寄せしてしまうと、当然、借金チャラ機能も発動しません。死亡保障については、場合によっては、夫よりも妻の死亡について考慮すべきなのかもしれない、というお話でした。

いやあ、勉強になります。これ以外にもいろいろとややこしそうなことがあります。詳しくは田村さんのご著書を読むことをオススメします。

雑談

今回の現役時代に発動してしまう遺族年金ついては、幸いにして、我が家ではこれまでのところお世話になることはありませんでした。今後は、お金の問題と言うよりは、お互いの健康長寿を願うばかりです。

ただし、遺族年金は、リタイア後も大いに関係します。父が亡くなってからわかったことは、遺族年金は場合によっては、すごくありがたい存在だと言うことです。母が69歳の時、父がなくなったのですが、それ以降の母の年金収入は、次の2本になりました。

(1)自分自身の老齢基礎年金
(2)遺族厚生年金(父の厚生年金の75%・・・のはず)

何がすごいって、遺族厚生年金は、非課税。所得対象外なのです。老齢基礎年金もフル受給ではなかった母は、あっさり住民税非課税。私が、まだ早期退職勧奨をくらう前の現役時代は、母を扶養家族にしていました。私は同居でしたが、同居してなくても扶養にできたはずです。

中途半端に年金を増やすくらいなら、夫の死後、住民税非課税を狙った方がおトクと言うことになってしまいますから、共働きが普通のこれからは、妻自身の年金をあの手この手で積み上げて(つまりきっちり稼いできて)ドンと増やすことを考えるべきなのかもしれません。

このへんは、人生設計で難しい「自分ごと」であります。

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コメント

配偶者死亡時の年齢が55歳以上の場合は遺族厚生年金が出るんじゃないでしょうか?
遺族年金制度→ https://www.mhlw.go.jp/shingi/0112/s1214-4e6.html

投稿: クロスパール | 2020年5月 4日 (月) 07時42分

>クロスパール 様
コメントありがとうございます。
ですね。田村さんの記事にも書いてありますが、ちょっと省略しちゃいました。
>会社員の妻が亡くなった時点で夫が55歳以上でなければ遺族厚生年金は出ない。しかも60歳までは支給が停止され、実際に遺族厚生年金をもらえるのは60歳から。

投稿: NightWalker | 2020年5月 4日 (月) 20時27分

定年後の再雇用中にリタイアしました。元気印だった嫁サンに先立たれたのは全くの想定外でしたが、遺族厚生年金がもらえたのも想定外でした。嫁サンが若い頃、ごく短期間会社勤めをしていた頃の分です。ありがたくいただき、仏壇のお花代にしてます。でも今年後半からは自分の「特別支給の老齢厚生年金」が出るので、遺族年金をもらえるのもあと少し。もうすぐ一周忌です。

投稿: ひさご | 2020年5月 5日 (火) 09時56分

>ひさご様
コメントありがとうございます。
奥様の一周忌、心中お察し申し上げます。
55歳以上のケースになるのですね。

投稿: NightWalker | 2020年5月 5日 (火) 23時25分

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