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2020年4月 2日 (木)

共働きで「年金力」が激変 月30万円、老後生活に余裕

先週に引き続き、日経田村さん。今回は、ミスター年金ジャーナリスト田村さんの面目躍如なテーマです。

あたりまえだけど共働きだと年金は多くなる

今回の要点は、割と簡単です。

 共働き夫婦で合算すると年金は意外とある

以上です。老後の主力、公的年金は、給料(納付額)×納付月数。どっちかを増やすしかありません。身もフタもないのであります。

今回の記事で面白かったのは、地域差の話。2人以上の無職世帯(ほぼ高齢夫婦無職世帯)で収支がプラスというすばらしい県が、5県あります。で、北陸はなぜだか多く、新潟、富山、福井の3県なのだそうです。

”富山県のファイナンシャルプランナー、佐渡玉希さんによると「昔から3世代同居が多い土地柄。子供の世話を親世代にみてもらいやすく、共働きがしやすい。高齢になっても働き続けている女性も多い」”

のだそうです。ゆえに年金も多いし、高齢でも収入がある、というわけです。

国民年金も満額目指そう

今回のマネーの知識は「国民年金も満額目指そう」でした。これは、私の世代には重要な情報です。

実は、私が大学生だったころは20歳を超えても国民年金に入らなくても大丈夫でした。なので、60歳まで年金を納付しても加入期間が満額分の480ヶ月になりません。若いうちはこれが損だなんてまったく知りませんでした。教えてくれれば追納したのに・・・。この救済策としては、二つの作戦があります。

(1)60歳〜65歳の間、任意保険に加入する。
(2)60歳以降も働いて厚生年金に加入。

働く気のない私は、(1)です。

どうしても説教くさい話になるんですけど、共働きにしても、任意加入の話にしても、若いときに何をしたかで年金は決まってしまいます。アリとキリギリスの世界。これを吹き飛ばすには、後妻業(男の場合はなんて言うんだろう)よろしく熟年になってお金持ちと結婚するか、自分でお金持ちになるかしかないわけですが、これはこれでなかなかむずかしい。

早期でもノーマルでもリタイアしたくなったら「ねんきんネット」でチェック!

この機会に我が家の年金計画も再チェックしよう。というわけで、ひさびさにねんきんネットを開いてみると、なんか画面が違う!リニューアルされてました。かなり見やすくなってます。あと、最近知ったのですが、マイナポータルとも連携できます。

試算もすごくやりやすくなってます。お試しあれ。早期、ノーマル問わず、リタイアを計画している人は、皮算用しておくのが吉です。

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