つみたてNISAファンド、3月資金流入額は過去最高
モーニングスターさんです。
つみたてNISAファンド、3月資金流入額は過去最高
モーニングスターさんの集計によると、つみたてNISA対象ファンド、3月の資金流入は絶好調だったようです。市場の暴落に多くのみなさまがこういう反応を示すというのは、長期投資家としては頼もしい限りです。世の中、変わったなあ。
「つみたてNISA対象ファンドの純資金流入額は、国内投信全体の6割近く」とのこと。本集計は、「つみたてNISA口座以外の一般口座を通じた資金フローも含まれている」そうなので、かならずしも、つみたてNISA制度を利用している人だけの動向ではありませんが、つみたてNISA対象ファンドの市場に対する影響度、貢献度は大きくなっているのかもしれませんね。
制度そのものもさることながら、つみたてNISA制度の最大の功績は、「良質なファンドがいきなりたくさん生まれたこと」だと思う私としては、ちょっぴりうれしいニュースです。
資金流出入は、自分のファンドできっちりチェックしよう!
でも、つみたてNISA対象ファンド、すべてがいつも絶好調というわけではありません。マクロに見ると資金流出している月も過去にあります。その時々で、ドカンと売られてしまったファンドがあったのかもしれませんね。(たぶんあのファンド)
てなわけで、みなさま、自分が保有するファンド、これから買おうとしているファンドを個別にチェックしておきましょう。
資金流出入、その結果としての純資産総額は、長期投資に向いたファンドを選ぶ際の最重要ファクターの一つですから、しっかり押さえたい。アクティブの場合は、そのファンドの運用に疑義が出てきたときや、長期指向でない受益者が増えてしまったときが危ない。パッシブ(インデックス)の場合は、コストや運用会社の受益者に対する姿勢などで人気不人気が分かれているようです。
余談/雑談
つみたてNISAといえば、つみたてNISAフェス。今春は予定がありませんでしたねー。あっても、このウイルス騒ぎでは実施できなかったわけですけれど。インデックス投資ナイトも今年は、苦渋の決断で中止。実行委員会のみなさまの心中察するにあまりある状況です。
ウイルス問題。日本も、もう一歩踏み込んだ「外出抑制」に踏み切りそうな気配がしています。
「新学期始まっちゃうんだけど・・・」「かと言っていつ始まりかとも決めづらそうだし」「夏休み短縮なんて、もし、今年が猛暑だったらどうするの」「いっそのこと会計年度とは合わないけど目をつぶって欧米と同じく学校は9月始まりに変えちゃう?」「会社はもそれに合わせて採用か、最近、聞こえだした「通年採用」にするか」
・・・などなど、妄想は膨らみますが、どんな落としどころになるのか、さっぱり見当が付きません。
この問題が解決した後の、いわばアフターコロナ。なんだか違う世界が広がるのかもしれないなあ、と考えたりする今日この頃です。
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