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2020年4月11日 (土)

淡々とした投資をするためには?

モーニングスターさんです。

淡々とした長期投資家が増えている?

昨日、オールカントリーの資金流入がすごいという話を書きましたが、オールカントリーだけじゃなく、旧eMAXIS含め、全体として資金流入大幅増です。

今回、なんとなく感じているのは、少なくとも私の視界に入るような投資家のみなさまの行動が、悲観とは逆の方向に向いていることです。かと言って楽観というわけでもなく、強いて言うなら、「淡々」。これは、過去のショックと大きく違うように感じます。日経の田村さんが、リーマン直後に「しぶとい分散投資」を提唱する本を書かれていましたが、そこで蒔いたタネが今花開かんとしているようにも感じます。

日本の普通の投資家が長期投資志向になったのかどうか、それが本当に日本人を豊かにするのかどうか。あと10年か20年くらい経って、日銀の資金循環統計の家計の資産額がどうなるのか、あれこれ思いをはせる今日この頃です。

淡々とした投資をするためには?

私が考える、暴落期の淡々とした投資とは、実にカンタン、次の2ステップです。

(1)全運用資産に占めるリスク資産の占める割合をチェックする。

(2)リバランスする。

そして暴落した今は、「今リバランスせずして、いつリバランスする」という状況。冒頭、eMAXISシリーズに資金を投じた受益者のみなさんと同じく、私自身も絶賛リバランスでリスク資産購入中ですが、そのやり方は淡々としてます。

  • 積立の額を増やす。
  • 必要に応じてスポット買いする。

じわじわ目標の比率に持っていく作業です。そう、リバランスって、なんだか投資というより「作業」なんですよね。

2番底があるだのないだのと言うことは、一瞬心をかすめても、結局は、まったく考えてません。私ごときにはわかんないですからね。もし、このまま復調したとしたら、それはそれでラッキーだし、2番底があったら、それはそれでまだ買えてラッキーだと思うであろう淡々とした自分がいます。

てなわけで、目標比率に戻す作業をのんびり機械的に実行しているのでした。

今は、毎日つみたてをやっているので、なんだか毎日、作業が進捗している感があります。これは、サラリーマン時代の感覚というか、なかなか達成感があって良いです(笑)。毎日つみたてをリバランスに適用したときの思わぬ精神安定剤効果でした。

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