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2020年4月27日 (月)

「市場に勝つ」はずの投信 7割強が負けるのはなぜ?

昨日に引き続いて、日経 田村正之さん。「お金を殖やすツボとドツボ」シリーズのご紹介です。今回の田村さんのシリーズ、全部紹介しようと思ってまして、昨日の記事が出遅れてしまった関係で連投になっちゃいますが、ご容赦下さい。

はじめに

毎度おなじみ、アクティブファンド対インデックスファンドの比較です。

ポイントは2点。

  • 日本も米国も新興国も、7割以上のアクティブ型が平均に負けている。
  • 過去に好成績だった投信が将来も好成績とは限らない

さすが田村さん、どちらの説明にも取材ベースの検証図表が出ています。(いきなり余談ですが、この取材ベースって個人的にすごく大切だと思ってます。同じ報道機関でも記者さんによってスタイルが異なったりするところでもあります。)

資産形成のツールとして株式投資を活用する方への助言は、

  • 資産の中心(コア)は低コストのインデックス型で世界に幅広く分散するのがおすすめ。
  • アクティブ型は持つ場合も資産の一部(サテライト)にしておくのが、長期運用をする公的年金などでは一般的。

長期投資家のド定番。日常的な結論であります。

雑談

さてさて、今回のドツボは「なんちゃって型」アクティブ投信。大型株を組み込んで、指数からのマイナス解離リスクを避け(つまりプラスの乖離も捨てる)、ほとんど指数と同じような動きになっちゃうようなアクティブファンドには気をつけよう、というお話でした。

アクティブ・シェアの話で、個人的に気をつけた方が良いと思うのは、高いからいいというもんでもないということ。アクティブ・シェアが高いと言うことは、中小型株が多くなるか、特定のセクターに多めに配分するかになるはずです。とするなら、

  • リスク(勝ち負けの差)は大きくなる。大勝するファンドも大負けするファンドも出やすい。
  • ついでに言うと、ベンチマークはその投資方針に合致しているモノを選ぶべきである。(たとえば中小型株運用してるんだったら、TOPIXではなく、中小型株の指数に対して勝負するべき)

てなことを思ったりもします。

ちなみに、「アクティブ投資家の総和がインデックス。両者はコスト要因を除いて等価。もしもマクロで見たときのアクティブファンドがインデックスに負けているとするなら、負けているのはインデックスにではなく、アクティブファンドのマネージャ以外のアクティブ投資家に負けているはずである。」というのが私の考えです。

<ご参考エントリー>

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コメント

 サラリーマンの私にはインデックスしか選択肢がありませんので、頭で分かっていることでも、やっぱり自分の投資方針再確認はしたいです。長期的な時間が必要ですので、時々心が揺れるんですよねぇ・・。これから、分散&分散をさらに考えていきたいです。

投稿: はるあじ | 2020年4月27日 (月) 07時43分

>はるあじ様
コメントありがとうございます。
こういうときこそ投資方針の再確認ですね。

投稿: NightWalker | 2020年4月27日 (月) 16時10分

はじめまして。

最近こちらを見つけ読ませていただいています。
ぜひ、ご意見お願いします。

昨年ネット証券に口座を開き知識もないまま去年ランキングトップで分配金の出るブラジル株式ツインαというものを購入しました。

一括購入したのですが、コロナショックで半分以下になってしまいました。
今更ネットで調べてみると買ってはいけない投資信託らしいのです。

今日の時点で基準価格が489円。
今すぐにでも売るべきなのか…
長期投資はバイ&ホールドとのことらしいのですが、私が持っているこれはそもそも買ったことが間違いだったのか…
もう投資信託には手が出せません。
恐ろしいです。

ランキングでみんなが買っているという理由だけで買うのは駄目ですね。

投稿: ヤマ | 2020年4月28日 (火) 17時18分

>ヤマ様
コメントありがとうございます。
>ランキングでみんなが買っているという理由だけで買うのは駄目
これは投資信託に限らず、すべての商品に言えることかもしれませんね。ランキングは玉石混淆です。

長期投資はサラリーマンが資産形成するための唯一の足がかりである反面、大きなリスクを持っています。なので、「分散」「ローコスト」「適切なリスクテイク」などに着眼した商品選びや運用方法などがポイントになります。

投稿: NightWalker | 2020年4月28日 (火) 18時05分

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