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2020年3月15日 (日)

「本音が飛び出す! つみたてNISA座談会」最終回。ちょっと付け加えておきたい一番大事なこと。

金融庁さんの「本音が飛び出す! つみたてNISA座談会」、企画から1年の時を経て、ついに最終回。

積立て投資を始めるのはカンタン

ようやく、最終回です。

積立て投資を始めるプロセスは、割と簡単です。

  • 貯金に加えてつみたてNISAと確定拠出年金ができる程度の蓄財余力を作る。 
  • 口座を作ってつみたてNISAと確定拠出年金を始める。
  • 口座はネット証券、積み立てる商品はローコストのインデックスファンドで世界に分散。

以上のように、積立て投資を始めるプロセスはカンタンです。20代30代のみなさまは、なるべく早く始めた方がいいでしょう。さすれば、50歳を超えた頃に、過去に資産形成を始めた自分自身に感謝することになるでしょう。私なんかも、40歳ちょい前の自分を今ものすごくほめたい気持ちです。

積立て投資を続けるのは難しい

さて、今回は、つみたてNISAをマキマキさんがさくっと始められてお話は終わるのですが、一番大切なことがあります。それは、積立て投資を続けること。というわけで、勝手に、第8回 その後の積立て投資編。

  • 積立て原資を稼ぎ続ける。
  • 物欲に負けず積立て続ける。
  • 暴落にもめげず積立て続ける。
  • 好調の時にリスクを取り過ぎないようにする。
  • 積立てながら、自分自身のリスク許容度を掴み、リバランスでリスクコントロールする。
  • なるべく考えなくてすむような仕組みを作る。

といったところでしょうか。

以上、積立て投資を始めるのはカンタンだけど、続けるのは難しい、というお話でした。

余談

ウーハン(コロナ)ショック対策で、企業の資金繰り支援、雇用対策、消費税減税なんて話が出てきてます。たしかに、リーマンショック級の不況が来たら、消費税は上げないって言ってたんだから、ちょっとだけ時間を巻き戻し、有言実行。軽減税率などという、せこくてめんどくさい政策は直ちに中止して、消費税減税するという理屈は出てきそうです。

それはさておき、私としては、株価対策と言っちゃなんですけど、

 期間限定のNISAワクの拡大

を提言したい。けちくさいことを言わず、年120万円→年600万円くらい。リーマンショックの時に、いまだに悔しいのが、国内経済がメタメタになった肝心要の時にNISA制度がなかったことです。

いずれにしても海外からすら「日本化」と揶揄される我が国。今回の対策は、こんどこそ「Too Small Too Late」とならないように、即、大胆に実現して欲しいですね。

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コメント

ご無沙汰しております。
小泉内閣の時の、元金1,000万までのキャピタル課税免除のような投資減税復活を期待しています。
ちなみに、前回減税を活用しましたが、住民税等は減税対象では無かったので、翌年の住民税等の増額が大きく、毎月の手取り給与がかなり減った記憶があります。

投稿: taka | 2020年3月15日 (日) 11時30分

>taka 様
コメントありがとうございます。
投資に対する優遇策にはいろいろあると思うのですが、リスクを取ることが結局国家を支えることになるという認識を、仮にも資本主義国家の政治家には持って欲しいですね。

投稿: NightWalker | 2020年3月15日 (日) 23時44分

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