全世界株式型インデックスファンドの比較 2020/2
今月も、全世界時価総額分散型インデックスファンドのパフォーマンスと時価総額を比較してみます。
比較対象
<MSCI ACWI 連動>
- 全世界株式インデックス・ファンド (STATE STREET)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(三菱UFJ国際投信)
- たわらノーロード 全世界株式 (アセットマネジメントOne)
<FTSE Global All Cap 連動>
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))( 楽天投信投資顧問)
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式)) (SBIアセットマネジメント)
2020/2の比較
スマホで見る時は横画面にしてくださいませ↓
指数→ | MSCI ACWI連動 | FTSE Global All Cap連動 |
|||
---|---|---|---|---|---|
2020/02 | SS全世界 | eMAXIS Slimオールカントリー | たわら全世界 | 楽天VT | SBI雪だるま |
1ヶ月 | -7.52% | -7.49% | -7.52% | -8.20% | -8.08% |
3ヶ月 | -5.06% | -5.00% | -5.02% | -6.01% | -5.94% |
6ヶ月 | 5.74% | 5.88% | 5.85% | 5.00% | 5.00% |
1年 | 3.64% | 3.91% | - | 2.50% | 2.22% |
3年 | - | - | - | - | - |
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) | 0.5280% | 0.1144% | 0.1296% | 0.212%程度 | 0.1102%程度 |
純資産総額(百万円) | 1,401 | 16,510 | 205 | 33,087 | 5,196 |
参考:前月純資産総額(百万円) | 1,453 | 15,048 | 211 | 34,409 | 5,262 |
純資産総額前月比 | -52 | 1,462 | -6 | -1,322 | -66 |
- リターンは月末基準価額から、私が単純計算。
- コストと純資産総額は,当該月の月報から転写。
チェックポイント1 パフォーマンス
<MSCI ACWI連動型>
今月もコストの低いeMAXISオールカントリーとたわら全世界が、パフォーマンスの面でも優位に立っています。
<FTSE Global All Cap連動型>
こちらは、必ずしもコストと連動せず、今月も楽天VT優勢です。ただ、先月のような大差ではありません。
チェックポイント2 純資産総額
全体としての状況は、「2強 eMAXISオールカントリー、楽天VT、2弱 たわら全世界、SS全世界、微妙に堅調 雪だるま」で変わりませんが、今月はちょっと違いがあります。コロナ第一波のマイナス要因で、全般に伸びていない中、eMAXIS Slimオールカントリーだけが、純資産総額が増えてます。
今月の余談
3月のコロナ第2波で、本格的な低迷期を迎えた株式市場。いつの日か回復すると思いますし、回復してもらわないと困ります。人間の英知と欲望はこの程度ではへこたれないと信じているからこその長期投資であります。
ただ、その復活の日に、今の欧米ことに米国中心の世界が、その通り、復元するかどうかはわかりません。どこが生き残るのかなー?どこを買おうかなー。そんなことを考えると夜も眠れなくなってしまいます。その点、全世界時価総額分散は、どこが生き残ってもそれなりにという指数ですから、こんな相場でも少しはゆっくり眠れるのでした。
<ご参考>
コメント