MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 2020. 02 月報
東証のETF 2559 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の2020/2の月報が出ていましたので、見てみます。
2020/02 基準価額及び純資産額の推移
今月も、報告書をそのまま見てみます。
今月は資産総額が増えないなと思っていたら、月末、基準価額の急落と同時に資金が流入した模様です。機関投資家なのか個人投資家なのかはわかりませんが、したたかな動きであります。
eMAXIS Slimオールカントリーの受益者もそうですが、どうも、値段が下がると買いが入るみたいなところがありますね。資産がまだまだ小さいので、そう言う動きが全体に見えてしまうだけで、資産規模が大きくなればこのような動きも見えなくなるのかもしれませんし、はたまた、このようなファンドを買う人はこのような長期投資家的なアクションをするものなのかもしれません。
ともあれ、資産総額は、今後、増えていって欲しいですね。
2020/02 基準価額と市場価格の乖離率
↑三菱UFJ国際投信さんの、基準価額、指数データ、東証の市場データを元にNightWalker作成
今月の動きは特徴的です。
- マーケットメイカーさんががんばったのか、乖離が0.5%を切るようになってきました。しめしめ・・・
- ・・・と思ったら、月の最後の急落で、乖離率乱高下。がくっ・・・。
ただ、月平均で見れば、
- 2020年2月 +0.44%
- 2020年1月 +0.92%
と、乖離率0.5%を切る結果となり、いい感じに見えます。ただ、2020/2/28に 乖離率-2.40%という異常値があって、平均を下に下げてくれた格好にはなっています。
基準価額と指数との乖離率もトレースしましたが(オレンジ色の線)、こちらもデイリーに見ると月末の急落の影響を受けているのがわかります。
今月をまとめると、マーケットメイクの効果が早くも?現れてきたものの、相場の大きな変動(急落)にはちょっと付いて行けてないということでしょうか。まあ、設定3ヶ月くらいは様子見です。それでもダメなら、イエローフラッグ。
以上、2559、今月のウォッチ情報でした。当ブログとしては、今後も、本ETFのウォッチを続ける予定です。
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