ウーハンウイルスショック後の株価はどうなったのか? 2020/2
投資とは忘れることと見つけたり。バイ・アンド・フォゲットこそが、バイアンドホールド道の極意とされるワケですが、わたしは、そこまで行ってませんので、ちょっと市場をチェックしてみます。
ウーハンウイルスショック後の株価はどうなったのか?
と言っても、いつもの株価推移の比較。今回のウイルスの発信源は、なにやら陰謀説がうごめいている感もありますが、中国武漢(ウーハン)。その中国の株価がどうなったのか、日興AMの東証ETFで比較してみます。
期間は2020/1/6 -3/13まで。期間が短いのであまり意味がありませんが、分配金再投資の価額による比較。
- 1322 - 上場インデックスファンド中国A株(パンダ)E Fund CSI300
- 1308 - 上場インデックスファンドTOPIX
- 1680 - 上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)
- 1681 - 上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)
なんと!
目下絶賛急降下中の全世界を尻目に、中国株堅調
です・・・。
「責任、世界に押しつけるなよ」的な展開。
相場回復期に向けた投資戦略について考える
こんなのを見ていると、リーマンショック後、トラブル発信源の米国がちゃっかり大きく復活し、取り残された日本の悪夢がなんとなく蘇ってきます。
さて、長期投資家として肝に銘じておくべきことの一つに「暴落後の復活の過程では市場構造に変化が生じ、時に時代の転換点になり得る」というのがあります。これに着眼した戦略は、ふたつあります。
(1)これから伸びると思う国や会社に賭けてみる。
(2)どこが伸びてもなんとかなりそうな世界株式会社に賭けてみる。
私は(2)。「20世紀は日米英の時代。21世紀は富拡散の時代」が昔から持論の私としては、どこに拡散しようと関係ない投資先が好みなのです。
何年か後には、米国株ブログの代わりに、中国株ブログ、とか、インド株ブログが、台頭してくるかもしれないなあ。
以上、ほとんど私がグラフ書いてみたいだけのエントリーでした。
余談
当ブログでは、今回のウイルス、勝手ながら、ウーハンウイルス、と呼ばせていただきます。
今回は、コロナショックと言う言い方が、主流のようですが、リーマンショックの時は、会社名(リーマンブラザースと言う会社があったのです。)ですから、ここは、記憶にきっちり残すためにも固有名詞でしょう。
コメント