eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2020.2の月次報告
我が家のオススメファンド、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)。2020.02の月次報告です。
2020/2 ベンチマークとの乖離率
2020/2 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
過去1ヶ月 | -7.5% | -7.3% |
過去3ヶ月 | -5.0% | -4.8% |
過去6ヶ月 | 5.9% | 6.2% |
過去1年 | 3.9% | 4.0% |
過去3年 | - | - |
設定来 | 7.9% | 8.2% |
今月の乖離は、マイナス0.2%。過去1年はマイナス0.1%でした。月末の急落の影響は多少あったようですが、1年で見るとほぼ信託報酬分。シュアな運用です。設定来もグラフだと大きく見えますが、マイナス0.3%に過ぎません。(しばらく、設定来のグラフはトレースしますが、もう少ししたら、1年リターンのベンチマーク差異に変更する予定です。)
2020/2 純資産総額
今月は、先月から14.62億円増えて,165.10億円になりました。基準価額の下落はあっても、伸びてます。
2020/2 資金流出入金額
毎日の騰落と資産増減から管理人が推計↓
今月の資金流入は、28.2億円でした。今年に入ってから高水準の流入が続きます。
今回特筆すべきは、3月分の途中経過。〜3/10まで(右端、緑の棒グラフ)で、すでに19億円流入しています。
※資金流出入の計算
毎日の騰落分を調整した毎日の純資産の増減を月単位に累計 すなわち、(当日の純資産額)ー(前日の純資産額×(前日からの騰落率+1))を月単位に累計することで推計してます。
<ご参考エントリー>
今月の雑感
今月の着目ポイントは、なんと言っても、急落で本ファンドの受益者がどう行動するかでしたが、予想どおり、相変わらずみなさま、売るどころかいっぱい買ってます。特に3月は、月3分の1にして、すでに19億円ということで、過去最大の資金流入になるのではないかと推測します。ホント、当ファンドの受益者のみなさまは、したたか、いや、健全なる長期投資指向の方が多いようです。
新型コロナウイルスの世界経済に与える影響は大きくなりそうです。経済活動がままならない状況では、企業にせよ、個人にせよ、目の前のキャッシュフロー(つまり収入)が減るのは必定。その負の連鎖は自明です。今後も新型ウイルスの突然変異、あるいは別の危機誘発などなど、心配しだしたら切りがありませんが、ワクチンや治療法の確立が最終的な決め手になってやがて沈静化するものと考えられます。
とするなら、長期投資家として考えてみたくなるのが、下手すると数年後になるかもしれない「経済回復後の世界勢力図」です。どこが最初に経済の牽引役になるのか?
もちろん、「今度も米国だ」「いや中国だ」「いやいやインド」「何を言ってる。まさかの日本だ(なさそう)」などと考えるのも実に面白い妄想の旅ではあるのですが、どこが勝ってもうれしい「世界株式会社」への投資がいいかな、とあらためて思う私なのでした。
そんな私にぴったりな当ファンド。当ブログは、気を抜かず、ウォッチを続ける所存です。三菱UFJ国際投信の運用チームのみなさまの丁寧な運用を今後も期待しております。
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