いまだにある謎の現役感についてのエトセトラ
先日、ふっと思ったのが、いまだに謎の現役感があるなあということ。
いまだにある謎の現役感
ちょっとつぶやいたのがこちら↓
最近思うのは、早期リタイア、って自分で言ってるけど、リタイアじゃないなってこと。現役感がなぜかある。
— NightWalker (@nwalkerz) February 15, 2020
早期リタイアした時から感じていたことで、拙著にも「アーリーリタイアしても働いている」という言い方で書いていますが、最近は確信に変わりつつあります。
リタイア後にマズローの5段階欲求をどう満たすか
私の仮説として、会社の定年後、元気がなくなる人は、マズローの5段階欲求のうち、会社を辞めることで、欲求の上位3段階を一気に失ってしまうことがあるからだというのがありました。
今の私を観察するに、「第3段階:社会的欲求」は、会社以外の複数のコミュニティに属することにより満たされ、「第4段階:承認欲求(尊重欲求)」は、それぞれのコミュニティにおいて認知されるポジションにいることで満たされています。
この辺に現役感の源があるのかもしれません。会社を辞めても、けっこう濃いコミュニケーションはあり、その相手はみんな現役のサラリーマンだったりするのでその空気のお裾分けをもらっているというのもあるかな。
大事なのは自己実現
大事なのは、最後の「第5段階:自己実現欲求」。もちろん、上述のコミュニティでの活動も自己実現ではあります。しかし、私の場合、どうやら「会社を辞めて独立する」「自由になる」ということが自己実現だったようです。なので、ちっとも宮仕えでは働きたくなりません。私にとっての働き方改革は、働き方改革を唱え推進する方々の手のひらから離脱することだったんです。
いわゆる、脱サラだと、サラリーマンを辞めてから何かをやって稼がなくてはいけない、という思い込みがあったのですが、今の私は、完全に払拭できました。確定申告をしていて、つくづく感じるのが「そんなに稼がなくても独立は独立だ」ということです。確定申告自体の手続きは、まさに仕事、面倒ではあります(笑)。
逆に言えば、サラリーマンって、マズローの5段階欲求を割とあっさり満たすことができるわけですから、けっこうすごい仕組みなんだなとも思います。
人はパンのみにて生くるものに非ず。パン以外の何かを見つけておきたいし、私自身、これからもそれが何なのか変わって行くことになるとは思っています。
コメント
サラリーマンは承認欲求や自己実現などのたいして重要でない欲求よりも最も大事な生存欲求を犠牲にしている。
寝る時間やまともな食事など
投稿: deds | 2020年2月20日 (木) 04時17分
>deds様
コメントありがとうございます。サラリーマンじゃなくても苦しい場合もあるしなあ。それこそ今の私,お金がなければその状態です。
投稿: NightWalker | 2020年2月22日 (土) 00時12分