全世界株式型インデックスファンドの比較 2020/1
今月も、全世界時価総額分散型インデックスファンドのパフォーマンスと時価総額を比較してみます。
比較対象
<MSCI ACWI 連動>
- 全世界株式インデックス・ファンド (STATE STREET)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(三菱UFJ国際投信)
- たわらノーロード 全世界株式 (アセットマネジメントOne)
<FTSE Global All Cap 連動>
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))( 楽天投信投資顧問)
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式)) (SBIアセットマネジメント)
2020/1の比較
指数→ | MSCI ACWI連動 |
FTSE Global All Cap連動 | |||
---|---|---|---|---|---|
2020/1 | SS全世界 | eMAXIS Slimオールカントリー | たわら全世界 | 楽天VT | SBI雪だるま |
1ヶ月 | -0.60% | -0.59% | -0.57% | -0.60% | -0.61% |
3ヶ月 | 6.05% | 6.07% | 6.09% | 5.97% | 5.81% |
6ヶ月 | 8.32% | 8.45% | - | 8.54% | 8.27% |
1年 | 18.15% | 18.47% | - | 17.75% | 17.11% |
3年 | - | - | - | - | - |
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) | 0.5280% | 0.1144% | 0.1296% | 0.212%程度 | 0.1102%程度 |
純資産総額(百万円) | 1,453 | 15,048 | 211 | 34,409 | 5,262 |
参考:前月純資産総額(百万円) | 1,352 | 11,625 | 189 | 32,764 | 4,875 |
- リターンは月末基準価額から、私が単純計算。
- コストと純資産総額は,当該月の月報から転写。
チェックポイント1 パフォーマンス
<MSCI ACWI連動型>
今月もコストの低いeMAXISオールカントリーとたわら全世界が、パフォーマンスの面でも優位に立っています。
<FTSE Global All Cap連動型>
こちらは、必ずしもコストと連動せず、今月も楽天VT優勢です。
チェックポイント2 純資産総額
状況変わらず、です。
- 2強 eMAXISオールカントリー、楽天VT
- 2弱 たわら全世界、SS全世界。
- 微妙に堅調 雪だるま
資産額では、今のところ楽天VTがトップです。ただ、今月は、Slimオールカントリーの伸びがすごい!34億円に対し楽天VT16億円。この勢いが続くかどうかは分かりませんが、追い抜くかもしれません。
たわら全世界は、出遅れました。運用にはまったく問題なく優秀だと思いますが、とにかく出遅れました。これから、全世界資産クラスを出そうか検討中の運用会社さんは、企業型DCで法人営業するとかしないと難しいんじゃないでしょうか。
今月の余談
先月も書きましたが、日本のインデックスファンドって、10年20年後には、10兆、100兆の市場だと思うんですよ。日銀も、池の中のクジラ状態になってしまう日本株ではなく、全世界株買えば良いのにと思う今日この頃。もう出口なんて無いんだから、世界最大級の永遠の長期投資家になるべく、2559買えば良いのに。世界は大きい。マザーファンドは、Slim オールカントリーと同じです。
<ご参考>
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