2020/2末のポートフォリオ
2020/2末のポートフォリオです。
2020/2末のポートフォリオ
2020年最初の月は、「米中貿易交渉の一服で相場は好感」で始まり、「中国発の新型コロナウイルスで相場は悲観」で終わりましたが、今月は、「得も言われぬ楽観相場」で始まり、「中国発の新型コロナウイルスの世界拡大で急落」で終わりました。
リスク資産比率のポイントが下がっており、けっこう大きい下落ではあったわけですが、長期投資家として買い向かうほどの大きな下落ではないとマイポートフォリオの比率は告げております。
今年は長期投資家としての胆力が試される年になるかもしれない
先日、長期投資家が、急落であわてて買い向かうのはいかがなものかという話を書きました。
これは、あくまで、長期投資家としての目線。短期投資家(投機家?)であれば、これぞチャンスで別の行動が正しいわけです。
リーマンショック以降は、2015−16年のチャイナショックくらいで暴落がなく「そろそろ来るのではないか」「いよいよか」といった声もあります。過去のバブル崩壊は、何らかの過剰投資(借金)が原因でしたけど、もし、今回来るとするとなんでしょうねー。コロナによる経済停滞をトリガーに隠れた借金がまたぞろ出てくるんですかねー。それとも一時的なショックで終わるんでしょうか。
早期リタイアした私としては、ポートフォリオの比率と年次リターンを見ながら判断するのでありました。
- メインプラン:リバランスで全世界株を買う(今は、2559オールカントリーの予定)
- オプションプラン:高い信託報酬率の時代遅れインデックスファンドを買い換える。
早期リタイアしてから5年近く。暴落時に備え、あたため続けたこの単純なプランが、発動と相成るのか。神のみぞ知るです。
世界分散しているから安心というわけではありません。世界分散にも弱点はあります。世界全体が悪影響を受け続ける状況(全面戦争や疫病)が長く続いた場合は、そもそも投資どころではなくなります。今回のコロナウイルス騒ぎであらためて確認できたのは、我々は経済にせよ何にせよ脆弱なんだなと言うこと。
今年は長期投資家としての胆力が試される年になるかもしれないなと、事態の沈静化を祈りつつも考える今日この頃です。
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