為替ヘッジについての私の最近の考え方 2020
日経マネー研究所さんです。たまにまとめてますが、為替ヘッジについての私の今現在の考え方をまとめてみます。
かなりあれこれ考えましたが、今の私の考え方、結論自体は、単純です。
その1 外国株式は、為替ヘッジなし
- 証券自体のリスクが大きく、証券全体に与える為替リスクの影響度が小さい。
- 加えて期待リターンは外国債券に比べ大きく、為替リスクを取り甲斐はある。
- ゆえにヘッジコストを掛けてまで為替ヘッジする甲斐がない。
- 為替ヘッジを掛けないことで、円安リスク対策にもなる。
その2 外国債券は、やるなら為替ヘッジあり
- 証券自体のリスクが小さく、証券全体に与える為替リスクの影響度が大きい。
- その割に期待リターンは外国株式に比べ小さく、為替リスクの取り甲斐がない。
- ゆえにヘッジコストを掛けてでも為替ヘッジする意義はある。
- 為替ヘッジを掛けることで、円高リスク対策にもなる。
まとめ
なんか、答えは簡単だけど、文章にすると、眠たくなりますね(笑)。以上は、もちろん私オリジナルの考え方ではなく、企業年金の運用などで良く聞いたりする話です。私自身は、この考え方が、腹に落ちるまで、けっこう時間がかかりました。10年くらいかかったかな…。
もし、外国債券に投資するなら、金利が高めのゾーンにいるときに為替ヘッジありの外国債券を買うと言うのはありだとは思っています。ただ、なんとなく出そびれた感はあります。
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