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2020年2月 2日 (日)

ナイトウォーカーさんは、なんでブログを書き続けているんですか?

たまに聞かれるのが、「ナイトウォーカーさんは、なんでブログを書き続けているんですか?」と言う質問です。

はじめに

この質問の真意までは、根掘り葉掘り聞いたことはありません。「ずっと書き続けていられるのはなぜなのか」「ネタはどうやって考えるのか」かもしれないし「時間がもったいない」とか「せっかくアーリーリタイアしたのだから、もっと他のことに時間を割いてみてはどうか」かもしれません。

今回のエントリーでは、私がブログを書き続けてきた理由の変遷を書いて見ます。理由は、移り変わっています。

その1 新しいメディアとしてのブログ

最初のころは(2005年ころです)、「ブログ」という当時の私としては新しかったメディアを使ってみたかった、というのが最大の理由でした。株式投資を本格的に始めた理由が、新しくできたばかりのネット証券を使ってみたかった、というのと似ています。

で、あれこれテーマを考えて、一番しっくりしたのが、投資信託を語るというテーマでした。投資信託について「世にもの申そう」みたいな理由はあったとしても後付けです、はい。

その2.お勉強成果の備忘録としてのブログ

ブログを始めてすぐに、私には、整理整頓された図鑑のようなブログは無理、つらつら書くのが性に合っている、ということに気が付きました。ブログ開設後、半年ぐらいで方針を変更。ブログ記事の一部は整理リセットし、金融商品や金融サービス、商品のコスト、みたいな研究の成果を誰に向けるでもなく書くようになりました。

そしたら、続くんですよこれが。当時は、投資信託、ましてや、インデックス投資、ましてやましてや、標準偏差や相関係数や有効フロンティアのことについて書こうなんてマニアックなブログは、そうそうありません。で、自分のお勉強の成果を自分に向けて書いていました。

その3 コミュニケーション手段としてのブログ

そうこうしているうちに、最初はよく知らなかったマニアックなブログやコミュニティの存在が私にもわかるようになりました。「コメント欄」を通じて、やりとりをしたり、いわゆる「オフ会」という流れで、交流する人が増えていきました。

このころ、面識ができた方がそうそうたるメンバーでした。いまや、Foyやインデックス投資ナイトを運営されたりその取材に来られているブロガーやプロの方々です。

その4 忙殺時期の気晴らしとしてのブログ

私がブログに対して最もモチベーションが低下していたのは、50を超えて早期退職勧奨を受けるまででした。

やりたくも無いとんでもない仕事が「君しかいない」「君じゃないとできない」という美しくも哀しい大義名分とセットで、回ってくるようになり、忙殺されていたときです。多くの50代サラリーマンに訪れる試練です。

普通は、50代の壁として歯を食いしばって乗り越えるわけですが、私は、歯を食いしばって早期退職しちゃったわけです。それが、その後の人生の肥やしにもなりましたから、とんでもない仕事も間接的には、良かったことだったのでしょう。

このときのブログを書く理由は、更新頻度は減ったものの「気晴らし」でした。

その5 自己実現としてのブログ 

早期退職後の私の場合、その4の反動として、時間ができたのでブログを書くという理由ができました。

時間があったからと言って、別に他のことをやっても良さそうなもんですが、実は、私、コドモのころの夢の一つに「作家になる」っていうのがあったのです。自分の伝えたいことの論理を考えたり、文章を書くのが好きなのでした。

そう言う意味で、ブログは、自己実現のための好都合なツールでした。

その6 使命感としてのブログ

もうひとつ早期リタイア後にできた理由が、ある種の使命感。特につみたてNISA制度ができそうになってからのことです。ブログを通じて、投資信託や資産形成の重要性、ついでに、早期リタイア(ライフシフト)という生き方をお伝えしたくなったんですよね。自分史を書きたくなる理由とも似ているのかもしれません。

以上、私がブログを書く理由の変遷でした。けっこういろいろありましたね。ご参考になりましたでしょうか。もちろん、今後は、どうなるかは、わかりません。

おわりに もし、いい歳した私が何か新しいことを始めるとしたら

ここまで書いてきて思ったのは、人生終盤戦に差し掛かりつつある私が、今さら、何か新しいことを始めようとするなら、

  • 新しい表現手段やツールが世に登場したとき
  • 新しい友達ができたとき
  • なぜかやりたくないことをやらされているとき
  • 昔やりたかったことをやりたくなったとき

あたりが理由になるのかな?

「せっかくリタイアしたんだから何か始めよう、始めるべきだ」みたいなリタイア啓発で、無理に何か始めようとすることは私にはないと思ってます。こんなことを考えない体質だからこそ、早期リタイアしちゃったのでありました。

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