リタイアするまでにしておきたいことをまとめてみる 2020
セミリタイアしてから、4年半くらい。特に生活の質も落ちることなく、のんびりすごす毎日ではありますが、なんでこうなったのかなっていうのをこれまでもパラパラと書いてきたんですけど、一編整理してみます。
その1 サラリーマンで行けるところまでふんばる
早期退職といっても30年以上は働いてました。特に、最初の25年くらいは(ってほとんどじゃんw)けっこうハードに。結果、一応それなりの厚生年金、退職金(企業年金)も原資が積み上がりました。早期退職の割増もがんばった分だけ多くなったという効用もありました。
「こんな会社、利用してやるー」で、サラリーマンを行けるところまでふんばってみた私でした。でも、行けなくなったら、とっととやめるフットワークは持ち合わせていました。
その2 資産形成を躊躇なく始める
リタイアするにしても、先立つものがないと困ります。私の場合は、2000年頃から15年くらい分の資産形成ができました。きっかけは、ネット証券ができて使ってみたくなった、というだけの理由でした。
結果的にはITバブル崩壊もリーマンショックも資産形成の肥やしになりました。もちろん、結果的にです。
でも、始めないと何も起きなかったんですよね。
その3 人生の大物イベントを終わらせる
子育て(だいたい20年ちょっとくらい)、住宅ローン返済(19年で返済)が終わってのリタイアです。結果、子育て費(ほとんど大学の教育費)、住宅費は激減しました。現在の支出を見るにいかにこれらが負荷になっていたかわかります。早期リタイアしたい人は、できる限り、これらから早く、卒業すべきだとは思います。
その4 やるべきことの仕込み
人生の歩み方の問題ですが、私、40になったころから、自分の目の前に開かれた扉をくぐることにしてたんです。人間は、死ぬまでしか生きることができないわけで。「扉」って言っても、たいそうなものではなく、ちょっとしたお誘い。同窓会に行って意気投合で遊びだしたとか、近所に面白い店ができたからえいっと行ってみるとか、そんなことが始まりで、あとはそこから続く連鎖反応、その勢いを止めないようにしてきたというだけのことですが、振り返ると大きな財産となっていました。
- ご参考エントリー:シニアになる前にやっておきたいお金以外の準備
「人生でやることをとっとと始めとく」
これこそが仙人生活突入の極意ではないかと思う今日この頃でした。
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