長期投資家の「買い場」2つのポイント
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以上宣伝でした。さて、今回のエントリーのお題は、拙著でもやたら登場する「買い場」。私の考えるポイントを二つほど。
その1 「買い場」は逃げていかない
最近のように「コロナだ」「GDP減だ」というニュースが出るたびに株が下がったり、気を取り直して上がったりして、ボックス相場の様相を呈してくると、売って買ってで儲けるぞと言う妄想が心をよぎります。よぎったあなたは、投資家として極めて健全です。
にもかかわらず、こういう場面でぼーっと見ているという極めて不健全、あるいは投資家にあるまじき株式への無関心さを持つのが、長期投資家なのであります。
「早く株が上がらないかなあ…」「政治家は経済を軽視しているけしからん!」
と市場参加者がしびれを切らしてしまった時こそが、長期投資家にとっての「買い場」。その「買い場」は、ありがたいことに、あるいは残念なことにそう簡単に逃げてはくれません。ここを辛抱するにはそれ相応の鈍感力が必要になります。また、長期投資家にとっての買い場とは、積立て投資していれば、必ず出会ってしまうものでもあります。
その2 リスク資産比率が小さくなったときが「買い場」
では、「買い場」の判断をする基準は何なのか。
それは、株価や株価の下落率ではなく、自分のリスク資産の比率です。
なので、人によっては、株が上昇していても「買い場」であり、株が長期低迷していても「買い場」じゃなかったりするのです。
そして、株価の長期低迷期は、自分にとって適切なリスクを取っている人にとっては、まさに長期に買い仕込む絶好の機会に「結果的に」なってしまうのでした。常に自分にとって適切なリスクを取っていることこそが、長期投資家の長期投資家たるゆえんなのです。
そういう人に私はなりたい。
以上、長期投資家にとっての「買い場」2つのポイントでした。
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そんな長期投資の考え方ですけど、拙著の方は、残り2日、今が「買い場」かもしれません。
・・・待てよ、また、安売りするのかなー。いつかなー。何ごとも株式相場の短期的な未来同様、著者も含めてインサイドにいない人にはわからないことなのでした。
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