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2020年1月18日 (土)

アーリーリタイアと休日感

「毎日が日曜日」という古い言い方があります。仙人生活中の私は、まさにその状態のはずなのですが、なぜかそれほど休日感を感じていません。

仙人生活の休日の定義

会社を辞めてから変わったのが、休日の定義、というか、休日感。

<会社生活>

  • 会社に行かない日が休日
  • 休日はどこかへ出掛けていても休日

<仙人生活>

  • 出掛けない日が休日
  • 家にいても所用があれば休日ではない

休日感というのは、絶対的なものではなく相対的なもの。活動量が相対的に少ない時空間に休日感の存在を感ずるものなのであります。これは、仙人生活の発見でした。もちろん、この状態をヒマと感ずる人も多いらしいのですが、私はまったく感じません。仙人生活向きだったんだなあ、私。早期退職でせっかくできた時間だ、しかもお金で買った時間だ、何か有意義なことをしなくてはもったいない、と考えるタイプの人には、仙人生活は向いていない気がします。

休日はどのくらいあるとうれしいか?

会社員生活の時も年間120日ぐらいの休日がありました。ってことは、3日に1日は休日。よく考えると、けっこう休んでいたのです。でも、休日感はなかったなあ。やはり、仕事は3日に1日で十分、週休3〜4日くらいがいいと思っていました。

じゃ、仙人生活の今は、週に3〜4日は、出掛けています。ということは、休日は、2日に1日。上記の定義だと、会社生活の時よりも休みと感じる時間が少ない。でも、会社員生活時代より楽しいわけです。

休日とは、ストレス(私のよく言う目に見えない疲労感)を解消するための時間であり、それだけ会社員時代のストレスは大きかった、というあたりまえの話でした。

余談

よく、リタイア後の準備として、会社を卒業した後に出掛ける用事を作っておけと言われます。私、意識したつもりはないのですが、けっこう出掛ける用事ができてます。私が、活動をともにしている人々は、普通に仕事をしている人、かつ、おおむね私より若い人なので、私より活動力が高いんですよ。で、ありがたいことに私も何か頼られるような価値を提供できているんです。いいサイクルなんだろうな、とわれながら思い、周りからも、そう言うのは珍しいといわれる仙人生活の日々なのでした。

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