アーリーリタイア後、金融資産が減っていってストレスを感じませんか?
たまにあるのが「アーリーリタイア後、金融資産が減っていってストレスを感じませんか?」という質問。答えは明解。「あんまり感じていません」なのですが、その理由をつらつらと。
その1 減って行く予定よりは減っていない。
予定よりは減っていないのであります。これは、計画段階で、収支を厳しめに見ていたことが主な要因です。人生の2大出費、住宅ローン、教育費のゴールが見えた段階での早期リタイアでありましたし、サラリーマン生活の無駄遣いも大きかったため、出費そのものが激減したというのがあります。これらの現役時代の過剰な支出のために狂っていた出費感と現実の間に「いい意味でのギャップ」があったのです。
お金を残すために人生があるわけではないので、収支計画は、適時見直しをしています。
その2 リスク資産は減ってはいない。
私のアーリーリタイア資金計画の基本的な考え方は、
現金と年金で死ぬまで生きる
です。生活ベースロード部分は、投資収益に一切期待していません。取り崩しているのは現金資産。
投資はあくまで余裕+インフレリスク対策。ウェルズリーインカムファンドのように諸事情でファンドにおさらばするようなケースを除き、早期リタイア後もリスク資産は売ってませんし、その1の状況によりできた余剰資金をノーセルリバランス資金として投入したり、相場の状況もあったりで逆に増えています。でも、仮に暴落で半分に減ったとしても、支出に大きな影響はないんです。
早期リタイア後のリスク感について
ストレス低減&戦士の休息のために早期リタイアしたのに、収入もないのに投資のリスクを取り過ぎてストレスを抱えてもしょうがない。という考え方なんですよ、私。
何が何でも早期リタイアというわけではなく、早期退職勧奨をきっかけに、ふと自分の手と足下をじっと見てみたら「なんだ、早期リタイアできちゃうな」「人生の流れには逆らわないのが吉」と考えたわけです。実際、5年経っても「吉」だったと思う今日この頃ではあります。
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