あなたは資産形成・資産運用の必要性を感じますか?
QUICK資産運用研究所さんです。
ここ数年、資産形成・資産運用の必要性を感じる人が増えている
「あなたは資産形成・資産運用の必要性を感じますか?」という、当ブログを読んでいる人であれば、ほぼ100%イエスと思われる設問です。
「非常に」と「やや」を合わせて、資産形成・資産運用の必要性を感じる人の割合が、
2017年 37.6% → 2018年 49.3% → 2019年 55.1%
と増えてます。資産形成/資産運用の先にある投資も、いよいよ「となりの人はもう始めているかもしれない」という状態になりつつあるのかもしれません。
去年の2,000万円報告書の影響というより、ここ数年の中期的なトレンドでしょうか。ここ数年、金融庁が発信してきた成果?その金融庁さんも最近いまいちメッセージ発信力が衰えていますが、この流れが今後も途絶えないようにふんばって欲しい。
適切なリスクなくして豊かな生活はない
必要性を感じる理由は、「老後不安・公的年金で足りない」が一番多く、続いて「銀行に預けていても増えない」、後はパラパラパラという感じです。個人的には、そもそも用意された選択肢にしっくりする答えがありませんでした。
「老後不安・公的年金で足りない」「銀行に預けていても増えない」というのは、まさに金融機関の販売論理。不安だから投資して不安になっても仕方ありませんし、公的年金が足りなければたくさん長く働く方が確実だし、投資は銀行預金のようにリスクは小さくありません。
私が思う、資産形成・資産運用の理由は、
豊かな暮らしをするための生活の智恵
です。「老後不安」ではなく、「老後の余裕」。
好き嫌いは別にして、世の中は資本主義でできています。サラリーマンもその厳しい掟から逃れることはできません。しかし、リスクを必要以上に恐れ、ただ一生懸命働くだけでは、本来資本主義が持っている恩恵を十分に受けられないのです。臆病なくせに世の中への文句だけは言う、そんな人間が豊かになれるほど、世の中甘くはありません。
この現実に気が付くことこそが、資産運用すべき理由です。適切なリスクなくして豊かな生活はないのであります。
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