2019年 人気記事ランキング
本年も大変お世話になりました。年末恒例 2019年 当ブログの人気記事のランキングです。
第1位 庶民長期投資家がプロに勝てそうな方法を思い出す
投資とはギャンブル。毎日、毎分、毎秒、(中略) 毎ナノ秒行われているコインゲームは、プロ及びプロ級の投資家のみなさんにお任せし、企業の成長力だけをゆっくり抽出する投資。それこそが、シロート投資家が勝てるワンチャンス。そんなお話でした。
第2位 楽天・全世界株式インデックス・ファンド 第2期運用報告書
本ファンドの利点は、世界最高の投信会社のETFにつみたて投資できること。一方で、課題は、FoF(FoE)であるために生ずるパフォーマンス上のギャップです。あと、このエントリーは、運用報告書のカンタンな読み方の実践編。いまどきの運用報告書は、とてもわかりやすいです。自分の持っているファンドくらい、読んでみましょうね,という話でもあります。
第3位 アーリーリタイアだけど普通の人生
サラリーマンとしてのリタイアは誰にもいつかは訪れます。早いか遅いかだけ。「何かを貯める」ではなく「何かを捨てる」「本当の自分の仕事が何か?」。結構長いかもしれないその後の人生の可能性を頭と体が良く動く若いうちに見つけておく方が良いのではないでしょうか。
第4位 分散投資の効果がわかる図 2019
常に勝ち続ける会社や資産クラスはない。捨てる神あれば拾う神がいることも時にある。それこそが分散投資の意義であります。このネタは、2020年版も書かないといけませんねー。
第5位 ゆうちょ銀行の投資信託ランキングをネット証券と比べてみる 2019/8
ゆうちょの売れ筋投信は、かんぽと一緒。日本債券がたくさんあるバランスファンドで低リスク商品だから高齢者に売ってもいいんだ、高齢者がほしがるから分配型投信はいいんだという強弁。問題は高齢者に少々割高な商品を売っていることにあります。
そんなゆうちょが一発レッドカードにならないのは、出処進退を自ら決められない経営者と結果的に甘い株主。その両方に要因があるように思えます。民営化に反対だった私は民営化したゆうちょ銀行の残高はかねてよりほぼゼロになっていて、今回の問題で完全にゼロにしてたので、もはや、どうでもいいと言えばどうでもいいことなんですけどね。
第6位 確定拠出年金とつみたてNISA 4つの勘所
複雑なものごとに対してシンプルな切り口。これは理解の大原則です。情報ソースをちゃんと読めというのは正論ですが、読み下すのに疲れ果てポイントを見逃してしまっては元も子もありません。ここでは、4つの勘所として、「確定拠出年金が先」「非課税口座は、株式クラスにする」「課税口座+非課税口座、すなわち全財産で考える」「非課税口座は全部使わなくても良い」を上げてみました。
第7位 私の投資計画2019
ここでは先進国株式を上げてましたが、結局、全世界株式になりましたね。方針は難しい。
第8位 私の現預金の置き場所2019
何はなくともキャッシュ比率。キャッシュの取り扱いは基本です。このエントリーを書いた時には意識してませんでしたが、世はキャッシュレス。プリペイドの置き場も少額とは言え意識しておく必要があるのかもしれません。
第9位 SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
米国株はまだまだ大人気。それをうかがわせるSBI投信さんのファンドの登場でした。国内直販をしないバンガードに対する私の苛立ちと諦めが感じられるエントリーでもあります。50年前のコンピュータ業界。IBM来襲の時に官僚が日本を守った時とは異なり、もはや米国は、日本の金融市場には興味がなさそうです。
第10位 50代から老後資金を確保する
貯金力とその前提である稼ぎ力が第一、「足りないお金を投資でなんとかする」という思考パターンに陥らないようにする、お金を増やすことではなく智恵を増やすことが大切だ。50代も終わりを告げようかという私からのそんなメッセージであります。
50歳はまだ若手。そんな時代の到来を感じた一年でもありました。少子化問題に対し「コドモが増えるようにしよう」ではなく「一億総活躍。長くみんなではたらけば万事解決」。政治家はそう考えるようになっています。その背景には20世紀の前半にすでに明らかになっていた日本の弱点、「食糧とエネルギーの調達」があるのではないでしょうか。人口が減れば、その必要量は減りますからね。そんな日本のサスティナビリティの問題についても考える今日この頃です。
以上、本年の人気記事ランキングでした。
当ブログをお読みいただいているみなさま、1年間、どうもありがとうございました。来年もどうぞ当ブログをご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。
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