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2019年12月28日 (土)

2010年代の終わりにここ10年くらいをざっくり振り返って見る。

令和は始まったけど2010年代は終わりということにはたと気付く年の瀬の今日この頃。と思ったら,ロイターさんに、こんな記事がありました。

株式 2010-2019末と2009-2019末

ホントかな、ということでグラフにしてみます。2010以降の株式クラスの比較です。

201912281

ホントでした。たしかに新興国がさえない2010年代。でも、新興国は、まだいい。というのが,基準をリーマンショック直後の2009年にしてみた次のグラフ。

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新興国は、リーマンショック後の初期回復には貢献しているのであります。(主役は、どかんと国が投資した中国と思われる。) この比較では、一番さえなかったのは日本のようです。大いに反省が必要です。世の中負けたり勝ったりというのであれば、今後一番可能性のあるのは日本と言うことになりますね。えっ、違うって。

ついでにいくつかの資産クラスを見てみます

債券 2009-2019末

外国債券は、為替の影響が大きいため、まずは、リーマンショック前から見てみます。

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見事に、外国債券不要論そのままの図になってしまいました。為替ヘッジなし外国債券って国内債券と比べてリターンは同じなのにリスクがやたら大きく見えます。

もし、外国債券有益論を唱えたい場合には、リーマンショック後からのグラフを描くのがいいでしょう。

201912286

「私には為替相場が見える!」という人には、ヘッジなし外国債券はイイかもしれません。でも、ほんとに為替が見えるならFXの方が良いような・・・。

また、もうひとつ言えるのは、2010年代前半、意外に債券のリターンがあったこと。そして、後半は、停滞していること。

これは、完全に私個人の見解になってしまうのですが、1980年代以降続く世界的かつ長期的に見た金利の低下がついに底に到達。債券リターンの源泉である金利の力をとうとう使い果たしてしまったのではないか?ということです。

REIT 2009-2019末

となると、オルタナティブ論が、またぞろ、鎌首をもたげてきます。というわけで、最後は、REIT。グラフ中、「先進国」とあるのは比較のために入れた「先進国株式」です。

201912285 

ここ10年くらいで見てみると、思ったより、株式とREIT、相関関係がありますね。比較対象とした先進国株式、すなわち、MSCIコクサイ指数(日本を除く先進国指数)には、REIT入っていますしね。

おわりに

「過去を見たところで未来はわからない」「予断を持たない。予断を持つことなど人間には不可能」「だけど、株式の成長力、平均回帰力くらいは信じてみたい」「もし、これすら信じられなくなると言うことは、(まだ、世紀が始まったばかりだけど)本当の世紀末が待っている」「それについてはお金より別の心配をした方が良さそうだ」

というのが、長期投資家です。予断を持たない投資法の代表が、MCSI ACWIやFTSE Global All Cap Index 指数に連動するインデックスファンド。

とは言え、有限の人生。長期と言っても100年投資することはひとりでは不可能。少しは予断を入れてみたい。それが、個々人のポートフォリオに現れるのですね。

以上、2010年代の終わりにここ10年くらいをざっくり振り返って見るエントリーでした。

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