長いサラリーマン生活を利用して自分でレールを引く
日経さんです。
2019年(1-11月) 上場企業「早期・希望退職」実施状況
元ネタは、東京商工リサーチさんのこちらでしょうか↓
私が早期退職したのは、2015年。この制度、自分の会社ではしばらく成りを潜めるな、これがラストチャンス。拙著にも書きましたがそう言う読みで制度を利用した私でした。グラフを見ていると、その読みは、2016〜2018年、マクロに見ても”当たり”だったようです。
ところが、一転。たしかに今年は増えてますね。そう言えば、このブログ界隈でもこの制度を利用しましたというお話が、けっこう出ています。このままもう「ひとやま」来ちゃうんでしょうか。それとも、今年だけなのか。
50歳くらいになるまでにしておきたいこと
早期退職制度を利用した私からの助言は、「早期退職制度が利用できるなんて、なんてラッキーなんだ!」、そう思える準備はしといても損はないということ。実際、このくじを引き当てるのは、ざくっと5000万人くらいいる労働人口のうちのたったの1万人。そんなにいるわけではありません。
ホントに早期退職するか否かは別にして、50歳くらいになるまでに、
- 資産を作る。(金融資産だけではなく、年金、家族なども含む総合的な資産)
- 会社以外でやること、その人脈を見つけ、ついでに始めとく。
この二つはしておきたいところです。
後者に関しては、なくても大丈夫という人もいます。でも、そう言い張る人だって本当に何もしていないはずはありません。インターネットであれこれ読んだり書き込みをしたり、世間の出来事をあれこれ考えたり、日々の家事もあります。それをヒマと感じるか感じないかの差はあるにせよ、けっこうたいへんなスキルと考えます。
長いサラリーマン生活を利用して自分でレールを引く
バブル入社世代&団塊ジュニア世代が高コスト世代になって来て,若手活用の原資にしたいなんて分析ですが、若手もいずれはリストラ世代。70歳まで働くのが普通の社会になりつつある一方で、多くの会社は、過去の55歳定年をベースとした年功序列&終身雇用型人事システムからいまだ脱し切れてはいません。役職定年しかり。早期退職制度しかり。
サラリーマン生活は、けっこう長い。しかし、それ以上に人生は長いのです。生涯収入の最適化(最大化ではない)という観点に立って、勤めた会社をうまく利用したい。そう考えれば、早期退職制度はその歪みから生じた黄金の羽根になります(なりました)。
寿命が延びて人生を楽しむ時間が延びたことは、本来は非常に喜ばしいことです。ただ、そのための新しい生き方の人生のレールを社会はまだ引いてくれてません。でも、それは苦難の人生修行を積んできたものにとって、ある意味ラッキーなことなのです。コドモがプラレールの路線作りで頭を悩ませるがごとく、自分で好き勝手に引けちゃうんですから。
つくづくそれを実感している早期退職4年以上経過した今の私でした。
コメント
最近、Webが重い感じがするんですが、どうかしたのでしょうか。私だけかな。ー
投稿: Ririan | 2019年12月 8日 (日) 10時18分
>Ririan 様
コメントありがとうございます。
私は、特に問題ないんですけど? うーん、なんででしょう。
投稿: | 2019年12月 8日 (日) 11時29分
はじめまして。1年くらい前から拝読させて頂いております。
私も先月下旬くらいから、同様に感じておりました。各種、広告の表示に時間がかかるのか。私のPCの性能の問題かとも思いますが、他のサイトでは、そうでもないので、不思議でした。今日、久しぶりに、のぞいたら何故か改善されたきがします。
投稿: ポリー | 2019年12月11日 (水) 13時18分
>ポリー様
情報ありがとうございます。ご迷惑をおかけしているようで申し訳ありません。
もし改善されたのだとしたら、よかったです。
なんでですかねー。当ブログは特に何もしたつもりはないんですけど・・・。
投稿: NightWalker | 2019年12月11日 (水) 13時48分
私も改善されてました。
今は、快適に見れて安心しました(笑)
投稿: Ririan | 2019年12月14日 (土) 21時19分
>Ririan様
ご迷惑をおかけしました。アクセスできるようになって良かったです!
投稿: NightWalker | 2019年12月14日 (土) 22時31分