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2019年12月13日 (金)

「大・早期退職時代」に必要なのは、自分本来の能力が発揮できる場所を見つけること

現代ビジネスさん。ホントに早期退職しちゃった私にとって、この記事はいろいろな論点を提供してくれます。

記事の冒頭、登場するのが、エリアマネージャーになった早々、早期退職をくらった45歳働き盛りの管理職の方。ここには、サラリーマンとして覚悟しておかなければいけない心得の条があります。

いつかは誰もがリストラ対象になる可能性がある。

有名な「ピーターの法則」というのがあります。能力主義の世界では、

  • 人は、自己の能力の限界まで出世してしまう。
  • 無能な人はその地位のまま。
  • 有能な人も限界まで、あるいはそれを越えて出世してしまうので結局無能化する。
  • 仕事は、出世の可能性がある有能な人で遂行される。

というものです。

これこそが、いわゆる「仕事をしないおじさん(あるいは女性)」が出現する原理です。仕事をしなくなるまで出世してしまい、やがて誰もがリストラ対象となってしまうという。会社という組織体は、そんな構造を持っているのです。

「働かないアリも大事なアリ」で、武士の情けで飼い殺しにしてくれれば良いのですが、もはや「窓際族」を必要悪として許してくれる時代は過ぎ去りました。かつてのいわば「窓際オプション」が、現代では「早期退職支援オプション」に変わった、というのが今の私の理解です。

となると、やはり、なんらかの準備が必要なのであります。

その1 とりあえずお金の準備はしておく

記事には「得られる退職金は約800万円。今のご時世、決して少なくはないが、定年まではとても持たない」というため息が書かれています。

たしかに、これだけではそうですが、死ぬまで生き延びる算段は、他にもいろいろあります。かなり昔のエントリーで考えた方法論でも「金融資産に頼る」「公的年金に頼る」「企業年金に頼る」「遺産に頼る」「持ち家に頼る」「配偶者、子孫に頼る」「節約する」。いろんな「頼るもの」を作るというのが人生の一つの考え方。かっこつけても仕方がありません。

特に「お金」は最強。「お金」には色はなく、退職勧奨を受けなくても、老後の資金に困らなくても、あって困ることはありません。あるとすれば、ヒャッハーに襲われやすくなるかもしれないということぐらいです。

その2 セカンドキャリアとは、自分本来の能力が発揮できる場所を見つけること

記事から引用すると、

”「セカンドキャリアとして紹介された仕事も、介護などこれまでにやったことのない業務ばかりで当惑しました。まだまだこれからキャリアを積み上げていきたいと思っていたのに。”

でも、これが、現代労働市場の現実のひとつ。

「キャリアを積み上げてきた」という想い自体が勘違いだった可能性もあります。ひょっとすると、アラフィフの声を聞いて、エリアマネージャになったのも、昔からある「梯子を掛けてはずされる」というパターンだったのかもしれません。ホントにキャリアが積み上がっていて相対的な人材価値が高いのであれば、同じフィールドで転職もできるはずですから、辞めたくないということとも多少矛盾します。

嫌われないように適度に出世するようにうまく世を渡り、今の会社で輝き続けるのも一つの手ですし、サラリーマンはとっとと卒業して自主独立というのも考え方の一つです。私の場合は後者。そう言う人間でした。

セカンドキャリアとは、長い時間を掛けて「自分本来の能力が発揮できる場所を見つけること」なのであります。

記事では更に「今の企業にできるだけ勤め続けたいと考えているが、風当たりが強くなるのは覚悟している」とありますが、「風当たりの強くなり方」もいろいろあります。一番つらいのは、その人にとって厳しい職務への人事異動でしょうね。長い労働人生の最後の10年、20年くらいは、輝ける場所を自分で見つける努力をした方が良い、というのが、早期リタイアした私の考え方であります。

なんだか現代サラリーマン人生訓みたいになっちゃいました。

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