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2019年12月 4日 (水)

暴落は「せーの」でこけるパターンばかりではない

私が社会人になってからのいわゆる「暴落」は3回ありました。「平成バブル崩壊」「ITバブル崩壊」「リーマンショック」。この中で特に個人的に肝に銘じたいのが、平成バブルです。

暴落は「せーの」でこけるパターンばかりではない

その教訓は、

  • いい気になると叩かれる。
  • 特定の国がこけることがある。

という、考えて見ればあたりまえのことです。

平成バブルが他の二つの暴落と違うのは、同時期に日本だけで起き、日本だけが自滅していったこと。ITバブルもリーマンショックも、世界、ことに米国と同期してますが、暴落は、みんなが「せーの」でこけるパターンだけではないのであります。しかも、こけるのは、今をときめきまくり絶賛活躍中の国や会社や人だったりするわけで。

「米国は絶対大丈夫」とか「中国はいずれ米国を抜く」とか「日本なんてもう目じゃない、これからは○○だ」とか、そういう考えに自分が至ったときには、昔のことをちょいと思い出し、ニュートラルポジションがどこにあるのか今一度考えたい。

いい気になってないかチェックする

あと、「いい気になる」というのは、「特定の国がこけること」と密接な関係があるような気がするんですよ。

「国や会社や人がけっこう苦しい状況にある」→「周りが助けてくれる」→「がんばる」→「調子が良くなる」→「がんばる」→「すごく調子が良くなる」→「更にがんばる」→「助けてくれた国や会社や人を脅かすほど調子が良くなる」→「自分たちががんばったおかげだといい気になる」→「更にいい気になる」→「助けてくれた国や会社や人を脅かそうとする」→「頭にきて叩き潰される」、という連鎖。

「がんばる」そして「苦労する」ことで、自分の傲慢さが見えなくなってしまうことがあるんですね。自分がしている投資もいい気になっていないか、時折チェックする必要があります。年末に向け、自分のポートフォリオの棚卸しをしておきたいと考える今日この頃です。

余談

平成バブルと言えば、記憶に残っているのは、この本です。

本が出たのが1979年なのでバブル崩壊の10年前。戦後復興からの高度成長を経て、ドルショック、オイルショックもなんのその。日本が妙に自信に満ち溢れてしまった80年代を象徴する一冊です。父が買ってきてたのでちら読みしてたんですよね。実際、焼け跡時代からがんばってきた父は、妙に自慢げにこの本を私に見せてました。

多くの人が、自信に満ち溢れてしまった時。たとえそこに過去の実績による裏付けがあったとしても、注意したい。そう、あらためて思うのです。

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