eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2019.10の月次報告
ムスコのつみたてNISAはこれ一本、私も毎日100円つみたて中の我が家のオススメファンド、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)。2019.10の月次報告です。
2019/10 ベンチマークとの乖離率
- ファンド 4.2%(設定来 10.0%)
- ベンチマーク 4.0%(設定来 9.8%)
今月の乖離は、プラス0.2%。設定来も、プラス0.2%。
2019/10 純資産総額
今月は、先月から13.44億円増えて 83.85億円になりました。80億円突破。着々と増えています。
2019/10 資金流出入金額
資金流入は、先月はペースダウンしたのですが、今月は見事に復活(一番右側の棒)。なかなか順調。設定1年に満たないファンドの受益者としては、少々ほっとする材料ではあります。
<ご参考エントリー>
今月の雑感
来月は、本ファンド1周年。100億円に届きますかどうか。微妙かなあ。
全世界株式クラスのファンドには、いくつかタイプがあります。
(1)全世界時価総額分散
(2)全世界時価総額分散(日本を除く)
(3)その他 全世界分散(3地域均等分散など)
本ファンドはタイプ(1)。
インデックス投資のロジック的には(1)が基本で、あとは(2)と日本株を組み合わせて(1)と同等にするやり方があり、古くからポートフォリオ組んでいる人はこの方法、更に古くは、先進国株式と新興国株式を分けて構築するしかありませんでした。(更にもっと古くはそもそも世界分散が庶民には手が届かなかった)
日本でこんな便利なファンドができたのは、ここ数年のことであります。このクラスのファンドの資産総額の成長を、一インデックスファンドファンとしてはあたたかく見守りたい。
ごくまれに「何が何でも時価総額」という主張を聞くことがありますが、もちろん絶対正義ではありません。んなもの投資の世界にあるはずがありません。時価総額分散ポートフォリオのシャープレシオ(リスクに対するリターンの効率)が最大になる理論的な前提条件は「市場が効率的」であること。しかし、市場、特に新興国市場の効率性は素人目にも甚だあやしいわけで。
このクラスのファンドの魅力は、「ほぼほぼ良い感じなんでしょ」と言う中庸感と、コストをムダに払っていないという充足感が、超簡単に得られるところにあるのであります。
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