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2019年11月19日 (火)

純資産総額の小さいファンドはどのくらいあるか? 2019/11

保有株式の上場廃止、保有投信の繰上償還、こういうのには出くわしたくないものです。投資信託の投信資料館さんが粛々と淡々と上げて下さっている報告記事。

繰上償還されるファンドは規模が小さい

投資信託協会によると、2019年79月に30本の追加型の株式投資信託が償還を迎え、運用が終了しました。このうち7本の投資信託は、設定時に定められていた信託期間を満了せずに繰上償還されたものです。繰上償還の理由については、2本については、全残存口数に対して受益者からの解約請求があったためというものでした。残りの5本は運用残高が少なく、効率的な運用を継続することが困難になったためというものです。(筆者注:引用記事の年月が間違っていると思われ勝手に修正してます)

投信の信託期間満了がサラリーマンで言えば「定年まで勤め上げました」だとするなら、繰上償還はさしずめ、早期退職。退職勧奨を受けた身としては、いささか、悲哀も感じるところではあります。2019年9月に繰上償還されたファンドの規模は、100万円〜1億6千9百万円。繰上償還されるようなファンドは、純資産総額が極端に小さいファンドであることが多いです。これは、サラリーマンで言うと・・・やめましょう、涙が出てきました(笑)。

モーニングスターさんで、純資産総額の小さいファンドの数を調べてみました。

規模の小さいファンド 全ファンドの場合

全4931本

  • 10億円以下 1988本
  • 5億円以下 1391本
  • 2億円以下 807本
  • 1億円以下 513本
  • 1000万円以下 115本
  • 100万円以下 47本

全ファンドの40%が10億円以下、16%が2億円以下でした。

規模の小さいファンド インデックスファンドの場合

全472本

  • 10億円以下 172本
  • 5億円以下 120本
  • 2億円以下 65本
  • 1億円以下 34本
  • 1000万円以下 6本
  • 100万円以下 2本

全ファンドの36%が10億円以下、14%が2億円以下でした。インデックスファンドの場合でも、それなりにありますね。

雑感

こう言うのを見ていると、投信にも、株式と同じような1部上場、2部上場みたいな選別条件が必要な気がしてきちゃいます。つみたてNISA採用ファンドって、新発売でも、あっさり登録されちゃってますが、最低10億、新規でもどうしても採用して欲しければ運用会社でタネ銭を拠出しろ、のように厳しくするとか。

そんなのはないので、ここは、自己責任で判断するしかありませんね。

さくっと,純資産総額が2億円以下のファンドをチェックしてみると、こんな具合でした。

ファンド名 純資産
(百万円)
One-たわらノーロード 最適化バランス(保守型)   11 
ニッセイ-ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式/リート/債券)
(愛称:ファンドパック7)  
18 
三菱UFJ国際-eMAXIS マイマネージャー 
1970s  
18 
三菱UFJ国際-eMAXIS マイマネージャー 
1990s  
18 
三菱UFJ国際-eMAXIS マイマネージャー 
1980s  
21 
One-たわらノーロード 最適化バランス(成長型)   22 
ニッセイ-ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式/リート)
(愛称:ファンドパック5) 
32 
三井住友TAM-SMT 8資産インデックスバランス・オープ
ン  
33 
ニッセイ-ニッセイ・インデックスパッケージ(国内・株式/リート/債券)
(愛称:ファンドパック日本)  
34 
One-たわらノーロード 最適化バランス(安定型)   43 
One-たわらノーロード 最適化バランス(積極型)   49 
三井住友TAM-i-SMT 新興国株式インデックス(ノーロー
ド)  
54 
One-たわらノーロード 最適化バランス(安定成長型)   56 
ドイチェ-ドイチェ・ETFバランス・ファンド
(愛称:プラチナコア)  
59 
三井住友TAM-i-SMT TOPIXインデックス(ノーロー
ド)  
66 
三井住友TAM-i-SMT 日経225インデックス(ノーロー
ド)  
84 
三井住友TAM-SBI資産設計オープン(つみたてNISA対応型)
(愛称:スゴ6)  
101 
au-auスマート・ベーシック(安定)   102 
フィデリティ-フィデリティ・ターゲット・デート・ファンド(ベーシック)2060
(愛称:将来設計(ベーシック))  
120 
ニッセイ-ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式)
(愛称:ファンドパック3)  
140 
三井住友TAM-i-SMT グローバル株式インデックス(ノーロー
ド)  
143 
au-auスマート・ベーシック(安定成長)   148 
One-たわらノーロード 全世界株式   156 
三菱UFJ国際-つみたて先進国株式(為替ヘッジあり)   186 

発売したばかりのファンドは様子見ですけど、設定が長くなれば看過できません。もちろん、金融庁さんからのお叱りを受けますから、金融庁さんがつみたてNISA口座内でのスイッチングでもオーケーでもしない限り、死んでも繰上償還はしないとは思ってます。

外は木枯らしが吹き始めたなあ、そんな季節のちょっぴり哀愁のこもるエントリーでした。

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コメント

i-SMTシリーズ、未だに本家シリーズSMTの方が売れているように見えるのが悲哀ですねえ・・・eMAXISではSlimが先進国株式では純資産残高逆転しただけに、「なんのためにうまれて」来たのかという印象が・・・
(SMTの先進国株式は未だSlimのそれより純資産額も多く、流入も多い状況)

投稿: はるか投信投資顧問 | 2019年11月21日 (木) 22時43分

>はるか投信投資顧問 様
コメントありがとうございます。
三井住友TAM、たわらのアセットマネジメントOne、ともに言えることですが、
・ビジネス速度(値下げの対応)が遅い。
・ブロガーに対してアプローチしていない(いいことすればタダで宣伝してくれるのに)。
つまり、売る気がない,としか思えないわけです。つみたてNISAの主力層であろう若い人はそこを見抜いてます。
で、少々高くても銀行などの既存の販路で買うようなみなさま向けに旧型の方がまだましな営業状況となっているのではないかと。

投稿: NightWalker | 2019年11月21日 (木) 22時59分

eMAXIS Slimの頻繁なブロガーミーティングを見ていると
ああ・・・とため息しか出ませんね、たしかに

売る気がないならなぜ設定したんでしょうかという話にも
(まあeMAXISでもSlimではないマイマネージャーとかは純資産が悲惨ですが)

投稿: はるか投信投資顧問 | 2019年11月21日 (木) 23時37分

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