サラリーマン時代の終焉としての早期リタイア
セミリタイアしてかれこれ4年以上。最近、ようやく確信を持って言えるようになって来たのが「アーリーリタイアは、終了という意味合いのリタイアではない」ということ。
サラリーマン時代の終焉としての早期リタイア
拙著を書いたころには、「アーリーリタイアしても働いている」という少々ぼかした表現をしてましたが、最近は、もう少しズバリ、「引退」「隠居」という意味でのリタイア(Retirement)と言うより「転換点」「転機」(Turning point)に近いのかなと言い切れるようになって来ました。
追記:ご参考エントリー↓
大きな流れとしては、
- 副業含めてサラリーマンとして稼ぐ。
- サラリーマンは卒業して次の人生フェーズに移る。
後者の生き方の方が、ある意味、自然。私も「生涯サラリーマンが普通」という固定観念にすっかりとらわれていたことにハタと気が付いたのでした。
転機にすべきこと
転機にすべきことは、次の3つのあたりまえのことです。
- 休む。
- 学ぶ。
- 活動する。
「休む」が最も重要。さんざん言ってきたサバティカルです。特に「目に見えない疲労からの回復」に注意が必要と考えます。何十年もサラリーマン社会にあるストレスの中にいると、ストレス慣れして気が付かなくなっていますからね。
「学ぶ」は、インプット。「新しい知識」「新しい人脈」「スキルのブラッシュアップ」などなど。つい、資格取得のための学校、とかお金のかかる方向に行きたくなりますが、おそらく、ここで大事なのは、知識取得の過程、通学して学習する過程で得られる学校のカリキュラムにはない「思わぬ何か」との出会いなのではないかと私は思っています。
サラリーマンだけが人生ではない
そして、いよいよ「活動」。私の場合で言えば、「自然と活動してしまう」という感じです。普通にしていると声がかかったりしていくんですよね。もう少しアクティブに活動するには、もう少し時間がかかるかな、という気はしてます。経済的自由とセットになりますが、「一生出来ること」への道筋の発見と実行が目的であり、切羽詰まった転職とは違うんですよね。
最近、普通のサラリーマンでも、長い間、普通に蓄財して普通に社会保険料を払ってると、少しくらい早くサラリーマンを卒業してしまっても大丈夫だって言うことに気付いてしまう人が増えてきたような気もします。
そんなみなさんとついでに私にエールを送りたい。
「サラリーマンだけが人生ではない」
今回は、アーリーリタイアについて、ちょっとだけ前向きに踏み込んだエントリーでした。
コメント
サラリーマン歴23年の中年です。早期リタイアを考える中で、とても参考になります。
これからもリタイアの先駆者として、ためになる情報発信を続けてください。
投稿: 結城彩霧 | 2019年11月25日 (月) 18時48分
>結城彩霧 様
コメントありがとうございます。
多少なりとも参考にしていただけるとうれしいです!
投稿: | 2019年11月25日 (月) 18時57分