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2019年11月13日 (水)

「つみたてリセットしたい症候群」2つの処方箋

昨日、ご紹介したカンチュンドさん、早速ですが、エントリーのご紹介。

「つみたてリセットしたい症候群」って?

「つみたてリセットしたい症候群」とは、

『カンさん。ココ利益の分だけでも売って、またそのまま「つみたて」を続けるってどうなのでしょう?』

『カンさん。これだけ利益が膨らんだので、ここでいったん売却して、またイチから「つみたて」を始めるってどうなのでしょう?』

という誰もが考えてしまい、時に思わずリセットしてしまう症状のことです。ありがちですよねー。ということで、本日のお題は、「つみたてリセットしたい症候群」我が家の二つの処方箋。

処方箋その1 リセットではなくリバランス

まだ資産形成期だったころの私の場合です。

資産形成期の中盤以降は、全財産で見てリスク資産と無リスク資産の比率が50%:50%になるように考えていました。投信積立;貯金を1:1にしておき、相場が好調になってリスク資産が増えてリバランスの必要性が生じたら、リスク資産を売る、または、積立をしばらく停止し、調整するというやり方です。逆にリスク資産が減った場合は、ここぞとばかり、貯金の分をリスク資産の積立てに回すわけです。

リセットではなくリバランス。

ただ、この作戦、NISAしか資産が無い場合には、少々取りづらい作戦です。つみたてを停止できませんからね。私の資産形成期のほとんどの期間には、NISAなんてなかったのでよかったのですが、今はそうも行きません。その場合には、処方箋2があります。

処方箋その2 忘れる

やはり、究極のほったらかし投資術はこれ。「忘れる」です。

妻は、相変わらずセゾン投信の口座にログインしてないみたいですからねー。(ご参考エントリー:ほったらかし投資とは? 私の妻編)ムスコに至っては、楽天証券のログインパスワード教えてません(きっぱり)。私が会社の財務部門で企業年金を管理しているイメージ。

私ですら、今、本エントリーを書きながら思い出して、あわてて妻のセゾン投信をチェックした程度の関心度。なぜその程度の関心度でいられるかというと、我が家の全資産で見たとき、その程度で済むような金額に抑えているからではあります。これこそが、リスク許容度の最重要ファクターのひとつなのであります。

本方式は、私の屁理屈こねたやり方よりも優れている気がします。欠点は、私のように屁理屈が好きな人にはどうしてもできないことでしょうか。

以上、「つみたてリセットしたい症候群」、我が家の2つの処方箋でした。

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コメント

‘忘れる’はいいですね。と言うか、このブログでセゾンヴァンカードの記事が出ると、慌てて残高確認してます。これだけ続けば償還される事もないでしょうし、手続きがアナログでリセットが手間なので、毎月の積立額も放置したままです。このまま、定額引き出しサービスが出来るのを待ってます。
←去年の勉強会で、社長がこのサービスを熱く語ってました。

投稿: 元公務員 | 2019年11月13日 (水) 11時08分

>元公務員様
コメントありがとうございます。
「忘れた頃にセゾン投信」を合い言葉にたまにはセゾンさんの記事を書きますね(笑)。
定額だけでなく定率取り崩しもセットで出てくると「熱く」期待しています。

投稿: NightWalker | 2019年11月13日 (水) 11時19分

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