もはや、やりたい仕事が見つからない
私がアーリーリタイアした時、会社が早期退職勧奨とセットで付けてくれた、個人負担のない就職支援会社のサービスをせっかくだからと言うことで使うことにしました。
もはや、やりたい仕事が見つからない
そこで活動したときに、感じたことがふたつあります。それは、自分は面接は得意だということと、もうひとつが、
もはや、やりたい仕事が見つからない
ということ。現在の通常の労働市場の中には、当時は、ぎりぎりアラフィフだった私が転職可能で、しかもやりたい仕事は、みつかりません。
今にして気付いたのは、私がやりたいと思ったのは、会社が黎明期にあって自分の創意工夫が活かせるような会社だったのですが、仮にあったとしても年齢的にハードルが高かったと思われます。
てなわけで、たまたま、面接で通ってしまった会社に勤め、「やっぱり、求人があるってこういうことなのね」というこれまでの人生で培った「求人がある真の理由」の再確認ができ、すぐに辞めました。求人がある真の理由はとても面白いのですが、ある種の偏見も混じっているでしょうし、ここで語るのは止めておきます。
早い話、完全リタイアできるのに、やりたくないことに残り少ない時間を使いたくなかったということであります。
見つからなければ作るしかない
橘玲さんによると、仕事には、「労働」「専門職(キャリア)」そして「天職」の3つがあるそうです。だったら、有限の人生、最後は、「天職」に就きたい。マズローで言うところの「自己実現」です。アラフィフ以降で転職される方は、できれば、意識して欲しいと考えます。
「天職」には二つあります。
- たとえお金にならなくても、やるべき仕事
- たとえお金にならなくても、やりたい仕事
差は微妙ですが、私の場合は、前者が母の介護。やるしかない。後者は、このブログ関連の活動や音楽に関する活動なのですが、大きな特徴があります。
- なぜか、やって欲しいとリクエストがあること
- なぜか、やると喜ばれること
- 喜ばれるとうれしいのでやりたいと思うこと
私の場合、「たとえお金にならなくても」じゃなくて、本当に、これで生活はできないわけですが、アーリーリタイアしちゃったので損にならなければもう十分なのです。
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