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2019年11月 1日 (金)

リタイア後の「生活的自立」と「居場所」について考える

日経マネー研究所、大江英樹さん。よく言われるリタイア後の夫の居場所。アーリーリタイアしたいんだけど、妻に「家にいてもらっては困る」と言われて、お金は十分にあってもその決断ができないという話も良く聴きます。

私の場合

私の場合は、妻は働いていて、ずっとは一緒にいないので、ぶつかりようがありません。当然、施設入居前までは、要介護状態の母の分含め、妻がいない間の自分の食事は自分でしてましたし、個人的には、この問題の存在には、違和感というか、今のところ、意味不明なところもあります。この問題が発生するかもしれないのは、妻も働くのを辞めたときでしょうか。

ただ、冒頭にも書いたように、一般的には、この問題はありますよね。

最近、私がはまっている「ギルモア・ガールズ」(日本ではNetFlixで配信している米国のドラマ)でも、主人公の女性の父親が、大保険会社の大役員だったんだけど、だんだん会社の居心地が悪くなって社長とけんかして早期リタイア。しばらく家でぶらぶらしてたら妻に煙たがられてしまいます。本人も「毎日スーツを着て会社でバリバリ働くのがコドモのころからの夢だった」という筋金入りの会社人間。しばらくすると辛抱貯まらず、起業して、また元気に働きだした、というエピソードがありました。この問題は、日本だけではないようです。

というわけで、どうやって避けるかは、大江さんの記事にあるように「自立」。名付けるなら、経済的ならぬ「生活的自立」。そして、この問題を解く大きなカギのひとつが、それぞれの「居場所」です。この点について、ひょっとすると訪れるかもしれない、我が家の事態に備えて少し考えてみます。

その1 家の生活空間を分ける

マンションだと難しいかもしれませんが、一戸建てだったら、たとえば、1階と2階に、それぞれのマイテリトリー空間を作って住み分けます。我が家の場合は、なんとなく、棲み分けがほぼ完了の状態です。

その2 外に隠れ家を作る

たとえば、シェアオフィス。最近、日経さんもシェアオフィス仲介サービスをやっているみたいです。

これだと、月額、税込で15,258円。少々コストがかかってしまいますが、お金があってアーリーリタイアしたが妻が許してくれない場合は、これくらいは必要経費かもしれません。「金払ってでもアーリーリタイアしたい」。そのくらいのモチベーションがないと、アーリーリタイアという普通ではない状態は乗り越えられないでしょう。

その3 どこまでも雇われ稼業を続ける

最後は、これ。悟りの境地。

うーんつまらない。・・・じゃなかった、すばらしすぎる。

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今の60代のみなさんの元気度を見ていると、私が数年前からよく言っている「これからは60歳でもアーリーリタイア」は、あながちウソじゃないです。

元気だけどリタイアしている自分の居場所作りは、いまや男女共通全員の課題であります。その2は、今でもときどき夢想しますね。近所の山で秘密基地みたいな場所を作って遊んでいたコドモの頃とメンタリティは変わっていないようです。

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