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2019年9月26日 (木)

円高は悪いのか 為替と私の人生の相関関係

東証マネ部さん。提供元は、日興アセットマネジメントさんです。

はじめに

本稿、非常にわかりやすく、最初に3つのサマリーがあります。大好きです。こういう論旨展開。

  • その1 生産性の向上で通貨は上昇する
  • その2 物価格差で通貨は変動する

その1は、円高は、生産性が上がった証なのだからいいこととも言える。その2は、編高にせよ円安にせよ、購買力平価にほぼほぼ則しているなら,それは致し方ないこと。という問題整理と理解しました。納得です。

  • その3 長期投資が円高をカバーすると期待

で、悪いのは、円高ではなく「急激な円高」であるとのこと。これまた、納得です。

為替の動きと私の人生の幸せは無関係だった

さて,ちょっと視点を変えて、私の半生です。私のサラリーマン人生はプラザ合意→入社早々円高不況から始まりました。その後、一貫しておおむね円高な人生を歩んで来たわけですが、その印象をつらつら書くと、

  • 円高で不況になったはずなのにバブルになった。
  • バブルは崩壊したが、私の生活は少しずつ豊かになっていった。
  • バウル時代の贅沢は今となってはノスタルジー(それはそれで美しい)。今は贅沢が多様化した上にローコストになった。あの時に戻ってスマホに象徴されるような今の利便性を捨てる気はまるで起きない。
  • 円高の度に、会社はリストラしてきたが、長い目で見ると良くなった気がするし、そのおかげで早期リタイアできたとも言える。
  • ちなみに私が、退職勧奨を受けたのは、円高とは何の関係もない2015年であった。

以上、私の人生と為替の関係についてまとめると、

 為替の動きと私の人生の幸せは無関係だった。

ということでしょうか。円高時代に生きてきたから不幸だったという気は、いまのところしてません。

為替は予測不能です。しかし、どうせ人生も投資も似たようなものなのです。「下手なシロート経済予測を立ててどちらかにベットするような真似はしない方がいい」というのが予測できない未来に対する私の考え方なのでありました。

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