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2019年9月10日 (火)

なぜ長期投資なのか? 2019

ひさびさにこのお題。なぜ長期投資なのか?です。ものすごく基本的なことなので、時々、書いておこうと思っております。

なぜ長期投資なのか? 2019

当ブログのメインテーマは、("元"含む)サラリーマンの長期投資(インベストメント)。なぜ長期投資なのかというと、

 「リタイア後を視野においた資産形成は長期にならざるを得ないから」

です。65歳で取り崩しを始めて90歳で死ぬとしたら、40歳から始めても取り崩しまでに25年。死ぬまでに50年。儲かる前に、そうならざるを得ないわけです。投資の知識に長けていたり、相場を読む能力高いわけでもない。かと言って、何もしなければ増えるどころか目減りするリスクだってある。そんな私には,他に選択肢はありません。

となると、そこで、なんとか生き残る方法論が必要となりますが、個別株から始まって投資をあれこれやっていくうちに、うまい具合に大きな発見がありました。それが、シーゲル先生の本に書いてあった「株式クラスがインフレに圧倒的に強かった」という、各資産クラスの200年分の実質トータルリターンのグラフ。債券の実質リターンは大きくなく、戦後に限って言えば、1980年から最近までに実質リターンが集中していることも見て取れます。

長期投資の三種の神器

ここで、私としては、重大な智恵と勇気をもらいました。それが、

  • 永続する会社の株式に投資し続けると長期的にはリターンが得られる。

長い目で見れば、途中の山谷(=価格変動)は小さな出来事となり、株式が本来持つ価値が圧倒的なパワーで残るという過去の現実。また、そうこうしているうちに、次のような智恵も得ました。

  • 長い間、投資し続けるには、リスク管理が大切(リスクと自分の感情の距離感が重要)
  • 長い間、投資し続けると、コストが大きな影響を与える。

かくして、「永続する会社」「リスクコントロール」「ローコスト」という、いわば「長期投資の三種の神器」を兼ね備えた投資先は何かと模索していくうちに、インデックスファンドによる株式の全世界分散と債券(今は=無リスク資産)を組み合わせる投資方法が残ったのでした。

もちろん、私は、アクティブ投資を否定しているわけではありません。長期投資の三種の神器を兼ね備えたウェルズリーインカムファンドのようなファンドの登場を待っております。とは言え、私の投資人生の終わりが刻一刻と近付いております。それまでに出てくるのかしら。 

以上、当ブログのメインテーマは「長期投資」というお話でした。なお、最近は、長期投資最終章「(早期)リタイアメント」が、サブテーマとなっております。

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