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2019年9月12日 (木)

低リスク商品って初心者向き?

日経マネー研究所 QUICK資産運用研究所 清家武さんです。

当ブログとしては、「低リスクだからといって初心者向きとは言えない」「初心者向きの投信もシニア向きの投信も存在しない」と考えています。そう考える観点を二つほど。

観点その1 低リスク=低リターンに見合ったコストか知っておく

低リスクということは、それに見合った低いリターンしか期待できないということでもあります。「リスクが低いけどリターンが高い」なんて商品は、下手すると通報レベルです。

問題はコスト。信託報酬などの保有コストは、大事なリターンを消耗させるのです。期待リターンが高い株式クラスと期待リターンの低い債券クラスでは、同じ信託報酬1%でも、重みが違います。初心者と言えど、いや,初心者だからこそ、ここは抑えたい。

株式30%日本債券70%の投信を100万円買うくらいだったら、私なら、株式クラスの投信を30万円買って、70万円は定期預金か個人向け国債にします。

観点その2 株式クラスの特性を初心者のうちに理解すべき

投資を始めるに当たって、最初に理解すべきことが、ことバイ・アンド・ホールド型の長期投資において「株式クラスこそが、最大にしてほぼ唯一のリターンの源泉である」ということ。

私の経験から思うのは、そのことを、「まだ投資金額が少額である初心者のうちに体得すること」が重要と考えます。繰り返しますが「体得」です。

四季報を読んで個別株投資をするというのが原初的な方法論ですが、株式クラスの超ローコストなインデックスファンドを購入して理解する方が、初心者にとっては、よりスマートな選択かもしれません。インデックスファンドでもアップダウンのローラーコースターは十分に体感できます。

以上、私が、低リスク商品なるものを買う前に、ぜひ留意すべき点を2つほど上げてみました。

もちろん、以上のようなことが理解できた上で、「初心者向け」「シニア向け」と称する商品を買う分には、問題ありません。

しかし、これらの観点に気が付かないのではなく、理解できないような場合は、そもそも投資などせず、「長く働く」+「普通に貯金する」のが王道と考えます。たしかに、多少投資効率が悪くても投資しないよりはましだろうという考え方もありますが、これらを理解できない人は、結局、わずかなリスクでも気になって本業に悪影響を与えかねないことを懸念するからです。

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