世界各国のバリュエーションを見て世界分散の重要性を感じてみる 2019/9
いつも参考にさせていただいているtakachanさんのバリュエーション表です。こういうのって、数字アレルギーを起こさず、たまには見ておいた方が良いんですよね。
その1 世界は、それなりにばらついている
PERにせよPBRにせよ、各国で、それなりにばら付いております。いろいろな国があります。
その2 今は平穏に見えるが今が安心というわけでもない
時々とんでもなく高いPERの国があったりするんですけど、最近は落ち着いているようです。強いて言えば、大人気の米国のPBRが3倍超と高いことと、韓国・ロシア・パキスタンが、PBR 1倍割れしていることかな。
しかし、「危機はあさっての方向からやってくる」が持論の私としては、今が平穏に見えたからといって、今が安心というわけではないと言うことは肝に銘じております。
その3 これらの数値で重み付けする勇気は私にはない
これらの数値を見ていると、つい重み付けして儲けてやろうという考えが浮かびます。しかし、そんな考えを実行してやろうという勇気は私には、ありません。まあ、予想ははずれますし、そんな面倒なことはできないということもあり、比率は静的です。
私のポートフォリオは、日本が多めですが、それとこれらの数値には何ら関係はありません。単に、昔、最小分散の考え方+感性で決めた比率を使い続けているだけなのであります。
まとめ
これらの数値を見て私が確認することは、結局、次の二つです。
- 世界分散の重要性を思い出す。
- リスク管理(リバランスなど)の重要性を思い出す。
書いてしまえば、あたりまえのことなんですけど、こういう数字で感じ取るというのも投資を続ける上では重要なことではないか、と思う今日この頃でした。
なお、各国のPBRとPERは、下記サイトも活用しております。ご参考です。
コメント